進路指導の際に、生徒たちの手元に残る成果物が欲しい…。進路指導を担当する教員グループ内でそう考えていました。これまでは大がかりな「進路ガイダンス」を中心とした進路指導を行ってきましたが、毎回その場限りで終わってしまい、ここで得た学びを生徒が一度アウトプットして、深く考えるステップへとつなげられずにいました。加えて生徒たちの進路への意識も、「志望校が既に決まっている」割合は2年生全体で2割程度に留まり、3年生でも「志望理由書」を作成する際に「なぜ自分がその学校を志望するのか」を言語化できず、指導の難しさを痛感していました。そのような時に『スタディサプリfor SCHOOL』であれば、ワークブックなどの教材の活用により、生徒たちが進路を考える上での学びをかたちにして可視化できると聞き、今回の導入に至りました。