スタディサプリ導入の最大の成果は、「つまずいたときはスタディサプリの動画を見る」という自学自習のスタイルが確立されたことです。これにより、苦手意識を持つ生徒も途中で諦めることなく、学習に取り組む姿勢が定着しました。
こうした取り組みの成果は模試の結果にも表れており、化学の偏差値は安定して高い水準を維持しています。特に「知識・技能」の得点が良好で、継続的な活用が基礎知識の定着につながっていると実感しています。自己採点後に「9割取れました!」と生徒が自ら報告に来るなど、自信が育ってきていることが伝わり、教員としても嬉しく思います。
スタディサプリと成績評価を紐づけたことは、教員の業務負担の軽減にもつながっています。学習姿勢の評価は、従来は授業態度の逐次チェックや提出物の確認といった手間が大きかったのですが、一人ひとりの取り組み状況を画面上で簡単に確認できるようになりました。保護者対応でも客観的なデータを示して話せるという利点があります。
今後は、テスト対策用の問題冊子と動画のチャプターを紐づけ、「分からないときにはすぐスタディサプリに戻れる導線」を強化したいと考えています。あわせて、単元テストを模試対策として年間スケジュールに組み込み、「この模試にはこの配信」という型を作り、毎年活用できるよう体系化していく方針です。
まだスタディサプリを活用していない教科・教員へのアプローチを続けながら、学校全体でこのプラットフォームを使い尽くしていく。それが、本校が掲げる3つのビジョン実現につながっていくと信じています。