皆さまこんにちは。大妻中野中学校数学科教諭の高村と申します。私からは、一人一台タブレットによる教育現場の変革ということで、本校の事例についていろいろな面からお話をさせていただきます。
私自身の自己紹介ですが、ICTの活用委員会が本校にあり、その委員長をやっています。また、中学1年から3年間持ち上がって学年主任をやっています。あと、教育課程委員会。カリキュラムのほうの委員長もやっています。
その他もいろいろとやっている中で、全体をどういうふうにバランスを取っていくかを考える立場にいます。
教科は数学です。中3の学年主任なので、中3の数学をやっていますが、だんだん論理的思考力というのが重要になってきていますので、そのあたりの授業を新設し、私が学年の全クラスを持っているという状況です。
自己紹介はこれくらいにして、本日はICT導入、あとは、スタディサプリの両面で話をしたいと思います。
今日は、いろいろな目的でいらっしゃっている方が多いと思います。(ICT環境およびスタディサプリを)導入しようかと迷っているところとか、あとは、どうやって発展させていけばいいかというところ、どう活用すればいいかというところです。
本校も完璧ではなく、これからどうやっていこうかと試行錯誤をしている段階ですので、そのへんで情報が共有できていければいいかなと思っています。よろしくお願いします。
ではまず学校の紹介からです。本校、大妻中野中学校・高等学校というのは、学校法人大妻学院の中の一部となっていまして、大妻女子大学、短期大学部の下に4校ある形になっています。
ただ、内部進学率は2割を切っております。大妻女子大学に進学するのは多くても2割で、8割は四年制大学の進学という形になっているので、基本的に一般受験をする生徒が多い感じになります。
私立女子中高完全一貫校ですので、高校からの入学者は取っていない、6年一貫の学校になっております。所在地は、中野から徒歩10分、新井薬師から8分となっています。
2011年に新校舎ができまして、基本的に8階建です。後で話しますが、新校舎の建設があったからこそ、これも動いたかなというところと重なっています。
生徒数は1,500名くらいになります。各学年大体6クラスで、6学年です。