まずは私の略歴を、簡単にお話させてください。もともと鹿児島の出身で、父親が中学校の英語の教員をしていたこともあり、ずっと教員になりたいと思っていました。県立の加治木高等学校というところを卒業した後、広島大学に進学しました。そこで、教育実習中に、教育学部の友達と、文学部の自分の教育力というか、知識にまったくの差があると気づきます。
(教育学部の友達は)CLTとか、何かよくわからない言葉を話していて、(それを知らない自分は)このままで先生になるのは良くないなと思い、大学院に進みました。深澤清治教授のところで、いろいろなことを勉強し、現在の広島翔洋高等学校に専任教諭として着任いたしました。
教師として勉強する中で、一番転換点となったのは、実はFacebookです。3年前から、「CEEA高校英語教育研究会」というグループに参加するようになりました。
うちは、そんなに偏差値が高い学校でもないし、そもそも、知識も技能もついていないのに、思考力、表現力、判断力を養うのは難しいだろうと思っていました。先進教育って、自分と無関係なんじゃないかな、と。
でも、実は求めれば、すぐにでも生徒に届けることができるということを知りました。そこで、いろいろな先生とつながりが出てくる中で、今はまだまだ勉強をすれば、自分も生徒にいいものを届けられるなという気持ちでいる、という感じです。本日は私なりに、スタディサプリを使った先進教育の実践報告をさせていただけたらと、考えています。
先ほど申し上げたとおり、このような場をいただけたので、新しいご縁をいただけるかなと思いまして、登壇させていただくこととなりました。今日は、教育を変える熱意を持った先生方と、こうしてお会いできるのを楽しみに、広島から参りましたので、ぜひ、前座だと思って気軽に聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。(会場笑い)
今日の発表の要旨です。
まず、本校について、簡単に紹介というか、こういうことをしている学校から来ましたということを具体的にお話します。
次が一番大事なところで、私が今何を思って教育に当たっているのかというところを、私なりの観点で、お話しようかと思います。
問題があるんだったら、それに対して、どう解決していこうかということと、去年、私なりに、じゃあこうじゃないのということを、スタディサプリを使ってやったことと、そのやってみた中での振り返りの部分だったり、もっとこうできるかなということだったり、コツのようなものを共有させていただき、その中で、先生方から、もっとこれがいいとか、君の発表はあまり良くなかったとか、いろいろ言っていただいて、自分の成果にもつなげたいなと思っている次第です。