生徒の現状が詳細に把握できることで、
効果的なフォローを行えるように
スタディサプリ活用の成果は模試の結果に表れました。これまで模試の成績が低下傾向にありましたが、下がり幅が緩やかになり、ある生徒は偏差値が-1.7だったところ、スタディサプリ導入後に+0.1へと変化しました。生徒たちは「テスト前に苦手な範囲の動画を見るとピンポイントで理解ができるから良い」と話しています。
わからないところがあっても、教員に質問しづらいと感じている生徒にとっては、スタディサプリの講義動画は新たな自己解決の手段になった側面もあると思います。また、復習のサイクルが回るにしたがって、以前できなかった問題ができるようになることは、生徒にとって大きな自信になるでしょう。
スタディサプリという学習の手段が増えたことで、「苦手をつぶそう」という声掛けをしたり、「受験をしなくても『到達度テスト』で点が取れないとダメだよね」など、教員からコミュニケーションを取る機会が増えました。教員側のメリットとしては「宿題のためのプリント作成や採点の作業に時間を取られなくなったのが良い」という声が上がったほか、正答率の低い生徒を把握できること、その生徒が「やっていない」のか「わからない」のかを予測したフォローができることが挙げられています。今期はテキストを購入したため、活用方法をさらに進化させることで視聴時間を増やして、復習につなげていきたいです。