活用事例

働くこと、学ぶことの
楽しさを知り、高い意欲で
“後悔のない進路選択”へ

後藤 憲哉 先生

岡山県立倉敷商業高等学校(岡山県)


生徒人数
  • 1年生318名、2年生318名
学科
  • 商業科・情報処理科・国際経済科
活用目的
  •  職業観の育成
活用体制
  • 学年・学校全体で運用している

10秒で分かる!活用ポイントのサマリ


課題
  • 進路選択において、生徒が主体的に考えて判断する力が弱い。
  • 生徒は内向きの視野で進路を選びがち。生徒の視野をさらに広げたい。
  • 就職や進学でのミスマッチを防ぎたい。
活用ポイント
  • 働くことのリアルに触れたことで、生徒の視野が広がり職業観も深まる。
  • 新たな仕事や学校を知ることへのモチベーションがUP。
  • 幅広い進路がある中で、個々の生徒に応じた支援が可能に。

インタビュー記事 

導入のきっかけ・導入前の一番の課題

主体性の弱さ、内向きの視野が課題に。
生徒自身が納得できる進路選択に向けて。

本校の生徒は、言われたことはしっかりとできるものの、自分で考えて判断する力が求められる進路選択では、主体性の弱さが課題になっていました。一方で生徒は、自分が知っている範疇のみで企業や学校を選びがちです。そのため、生徒の希望をベースに教員が進路指導をしても、どうしても選択の幅が狭くなってしまう傾向がありました。そこで、生徒が自らの力でまだ知らない仕事や企業、学校と出会い、指導する側の教員も生徒に対して幅広い選択肢を提示できるようにしたいと考え、スタディサプリの導入を決めました。「この仕事/学校を選んだけれど結局、自分には合わなかった……」。送り出した卒業生からそう言われる時ほど、残念なものはありません。こうしたミスマッチを防ぐためにも、生徒たちには“後悔のない進路選択”をしてほしいということが、教員としての願いです。そして幅広くモノを見て考える習慣や働くこと・学ぶことへの高い意欲さえあれば、たとえ途中で進路変更が生じたとしても、最終的には自身が納得できる進路選択につながることでしょう。そんな期待を込めて、スタディサプリを大いに活用していきたいと思っています。
導入してよかったこと①

“内面”に踏み込み、職業観の深まりも実感。
モチベーションに火を付ける仕組み。

これまで表面的な部分だけに留まっていた生徒たちの進路選択が、スタディサプリの導入によって変わり、生徒たちの職業観がかなり深まってきているようです。導入前は、生徒たちは企業の志望理由を聞かれても「有名だから」「給料がいいから」と返すのが関の山でした。それが今回、さまざまな業界で活躍する社会人の方々が仕事のやりがいや目標を語るスタディサプリの授業を通じて生徒たちが働くことのリアルを実感し、この仕事のことを「もっと知りたい!」「もっと自分で調べたい!」という意欲を高めています。生徒同士でのグループワークの時間もあったことで、眼を輝かせながら将来の夢を語り始めた同級生から刺激を受け、進路選択をようやく自分事として捉えられるようになった生徒もいます。また、美容師の両親を持つある生徒は、自身も当然のように将来の仕事に美容師を考えていましたが、スタディサプリを通じて、ほかにも強く興味を惹かれる仕事があることが分かったと率直な感想を口にしています。こうして生徒たちが新たな職業や仕事と出会えただけでなく、自身の新たな一面にも気づき、働くことに対する根本的な理解とともに職業観を深めてくれている。そんな大きな手応えを早速感じています。
導入してよかったこと②

生徒一人ひとりに応じたサポートが可能に。
進路実現へのハードルも下がる。

多様な進路も本校の特長です。就職を目指す生徒もいれば、専門学校や大学への進学を目指す生徒もおり、さらに大学受験となれば総合型選抜や指定校推薦、一般選抜など幅広い選抜方式があります。そういった中でスタディサプリを活用すれば、オープンキャンパス予約や資料請求が簡単にできるだけでなく、小論文はもちろん、理系や文系、国公立や私立、難関大学など、個々の生徒に応じた受験対策にも大いに活かせると期待しています。また、進路の実現に向けて具体的な行動を起こすことは、私たち教員が思っている以上に生徒にとってはハードルが高いものです。例えば求人票の調べ方や面接対策なども、基本的なポイントやコツを押さえずにやみくもに始めては、思い通りの結果にはなかなか結びつきません。そこで最初の段階でスタディサプリを通じてポイントをしっかり押さえることができれば、進路実現のためのハードルがぐっと下がることでしょう。こうした場面でも、スタディサプリを活用する意義を見い出しています。
岡山県立倉敷商業高等学校(岡山県)
学 科:商業科・情報処理科・国際経済科
生徒数:1年生318名、2年生318名



【お話を伺った方】
後藤 憲哉 先生
※ページ内容は2024年3月時点の情報です。
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリ高校講座
|CONTACT|

お問い合わせ

スタディサプリ学校向けサービスの導入に関する
ご質問・ご確認は、お気軽にお問い合わせください。
ページトップ