活用事例

進路決定時期が早まり、
志望理由の言語化も可能に。
分かりやすい流れも好印象。

畠中 知早子先生/山浦 慈大先生(進路指導部長)/吉田 結友先生

私立東星学園高等学校(東京都)


生徒人数
  • 2年生36名
学科
  • 普通科
活用目的
  •  志望校の検討
活用体制
  • 進路担当教員(進路部長・進路指導主事)で運用している

10秒で分かる!活用ポイントのサマリ


課題
  • 学びたい分野が分からない、夢が見つからないという生徒たち。
  • 将来の進路を考える上で、生徒の視野を広げたい。
  • 2年生の末には、全生徒を第一志望校が絞り込める状態にしたい。
活用ポイント
  • 幅広い学問に触れて学校を調べる中で、生徒の視野が広がる。
  • 志望理由について、生徒自身の力で言語化ができるようになる。
  • 進路の決定時期が、例年よりも全体的に早まる。

インタビュー記事 

導入のきっかけ・導入前の一番の課題

夢が見つからない、分からないという生徒も。
進路への視野を広げ、深く考えるきっかけを。

進路指導をする上で私が大切にするのは、生徒本人にとって「後悔のない進路選択」です。一方で生徒からは、「学びたい分野を見つけられない」「将来の夢がよく分からない」という声もあったことから、全ての生徒が自身の興味関心を理解して目標を見つけ出し、その実現に向けて高い熱量で行動できるようにしたいと考えていました。まず目標に掲げたのは、検討している複数の進学先それぞれの特色を把握した上で、2年生の末までに第一志望校を絞り込める状態にすることです。これまでにも、進路に関しては多くの情報が得られるようにはなっていましたが、調べも不十分なまま、限られた範囲内でしか情報を見ていなかったり、自らの考えをしっかりアウトプットできていなかったりしていました。そこでスタディサプリを活用して幅広い学問や学校の情報に触れる中で、生徒の視野と選択肢を今一度広げて進路を深く考えるきっかけをつくりたいと思い、導入を決めました。
導入してよかったこと①

幅広いテーマから興味関心を引き出す仕組み。
第一志望校の決定が例年よりも早まる。

スタディサプリ教材は、『学問探究BOOK』と『学校研究ワークブック』に大きな手応えを感じています。『学問探究BOOK』では、幅広いテーマの中から生徒が気になるテーマを自在に選べることから、それまで知らなかった学問分野を知って興味関心を高め、新しい気づきを数多く得たようです。他方、進学の方向性が既に決まっている生徒にとっても、自分の選択が間違っていないことを再確認する機会にもなりました。その後、冬休みの課題として『学校研究ワークブック』を実施しました。生徒からは「どのような観点で大学を比較したら良いのかとても分かりやすかった」という声のほか、総合型選抜に挑戦する予定の生徒からは「他校との比較検討ができたことで、第一志望校を選んだ理由をしっかりと言語化できるようになった」といった好意的な声が数多く出ています。こうして例年であれば3年生の4月の時点でも進路の方向性や第一志望校が決まらない生徒が一定数いた中で、今年は全体的に志望校決定の時期が早まり、進路が未決定の生徒数も減少するなど、導入の効果を実感しています。
導入してよかったこと②

分かりやすい3カ年の進路選択の流れ。
営業担当者との二人三脚。

教員の立場からいうと、「自己理解」に始まり、「学問・分野・学校」を調べながら理解を深め、「志望校」を絞り込んでいくといったスモールステップで、3年間かけてスタディサプリを活用していく流れが非常に分かりやすかったです。また、導入にあたっては、リクルートの担当営業Nさんから適宜アドバイスをもらいながら教材を選び、進路に関する授業の構成などを考えていきました。Nさんには授業に出てもらう機会も設け、私との対談や、Nさん単独のレクチャーなどを行い、さらに少人数制である本校の強みも活かして、生徒たちと丁寧なコミュニケーションを重ねながら進めてもらいました。こうして外部の社会人の方が生徒たちに直接語り掛ける授業は、とても新鮮な印象を与えたようです。そういった小さなことをきっかけに将来の仕事を思い描いたり、世の中にあるさまざまな職業について理解を深めたりと、社会人のリアルな体験談にふれながら自らの進路を考える、良い機会になったと感じています。
私立東星学園高等学校(東京都)
学 科:普通科
生徒数:2年生36名



【お話を伺った方】
中尾 尚之先生
※ページ内容は2024年5月時点の情報です。
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリ高校講座
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