昨今の英語教育では、リスニングや音声指導は避けて通れません。しかしながら本校は英語に対して苦手意識を抱えた生徒が少なくなく、授業では基礎的な文法や読解をまずは強化する必要がありました。そのため授業内ではリスニングのための時間が充分に取れず、英検直前などの必要な時にだけ放課後の補習などで対策していた、というのが実情でした。その補習時間には、複数の級を受験する生徒を一堂に集め、リーディングやリスニングの演習を同時に指導していたことも…。教員がリスニングの指導論を確立できていない中、大学入学共通テストに変わり、リスニングに重点が置かれたことも私たちの危機感を高めていました。リスニングの学習時間を確保し、高校1年の早い段階からリスニングの土台を築くべく、ご提案いただいた「スタディサプリENGLISH」の力を借りることに。生徒一人ひとりに合ったレベルのリスニング学習を、やりたい時に楽しくできる教材であることは導入の決め手となりました。