活用事例

生徒自身による学校研究を教材がサポート。
その成果を三者面談でも活用し、
受験に対する意識向上につなげる。

2学年主任 高柳 悠先生

私立武蔵野高等学校(東京都)


生徒人数
  • 231人
学科
  • 特進ステージ・進学ステージ
活用目的
  • 志望校検討
活用体制
  • 学年(学年主任・各担任)で運用

10秒で分かる!活用ポイントのサマリ


課題
  • 進学や就職についてしっかり理解し、高校2年末には進路分野や目標校を設定したい。
  • 教員が進路情報を発信する指導に偏り、生徒が主体的に進路を探究する機会が不足している。
活用ポイント
  • 生徒が個別にアプリを活用し、学校情報を幅広く収集。
  • ワークブックを通じて目標校を探究し、進路選びやその先の受験と向き合う。
  • 三者面談でもワークブックを活用。生徒の考えや受験に対する認識を保護者とも共有するきっかけに。

インタビュー記事 

導入のきっかけ・導入前の一番の課題

教員が発信するだけの指導から
生徒主体の進路検討へ。

本校の進路指導は、基本的に「生徒の可能性を広げる」ことを軸にしています。併設の武蔵野学院大学を含め、大学・短期大学・専門学校・就職、それぞれの進路の考え方を生徒に伝えた上で広い視野で検討してもらい、高校2年末の段階で進路分野を確定。そして3年次は、その志望分野別に進路指導を実施しています。以前は、進路に関する情報発信や選抜方式等の説明を主に学年集会で行っていました。生徒は必然的に受け身の姿勢となってしまい、具体的な進学先について生徒が主体的に情報収集したり、探究したりする機会が不足していると感じていました。こうした課題を相談する中で提案いただいたのが『スタディサプリfor SCHOOL』の「学校研究ワークブック」でした。複数の大学について幅広い内容の項目を生徒自身が調べ、教員や保護者が欲しい情報まで一冊のワークブックにまとめられる、という点は指導の上でも効率が良いと感じ、採用を決めました。
導入してよかったこと①

ワークを通じて目標校を設定。
今後の課題を自ら見出していく。

2年生の12月には生徒が各自『スタディサプリfor SCHOOL』から複数の学校へ資料請求を行います。そして集めた資料や学校ホームページを参照し、「学校研究ワークブック」を使って最低3校について深く調べてくる、という冬休みの課題を課しました。このワークの目的や重要性を事前に伝えていたので、ほぼ全ての生徒が3校以上の情報をしっかりまとめてきました。項目に沿って調べる中で、各校ごとの特色など理解を深めただけでなく、多くの生徒が目標校を設定し、選抜方式や受験科目、学費のことまで認識することができたようです。本校は総合型選抜や学校推薦型選抜で受験する生徒も多いのですが、ワークブックを通じて一般選抜との違いを理解し、改めて自分に合った選抜方式を模索し始めることにもつながりました。教員が情報を与えるだけよりも、生徒自ら行動した方が、自分の強みや足りない部分に気づき、これからの受験に向けてやるべきことが見えてくるのかもしれません。
導入してよかったこと②

全員の意識を一気に高める
新しい三者面談の形。

生徒・教員・保護者の三位一体で行う進路指導も本校の特徴の一つです。2年次冬に実施する三者面談では、生徒がまとめたワークブックをもとに、進路に関する希望や考えを生徒自身が保護者と教員にプレゼンする、という形をとりました。その内容を踏まえて、私たち教員は今後の具体的なアドバイスを行うことができますし、生徒と保護者間の認識の一致やずれを浮かび上がらせ、受験対策や費用面に対する保護者の危機感も醸成することができました。面談後の受験への意識は、生徒・保護者ともに以前より高まっているようです。学年主任としては、同じワークブックを学年全体で活用し、教員間でこまめに共有することで、クラス間の指導の足並みを揃えられたことも大きなメリットでした。教材などを教員が作成する手間も減り、管理システムを使って生徒の資料請求状況を把握できることにも利便性を感じています。進路の可能性を広げ、生徒の思いを教員や保護者が共有できるツールとして、今後も活用していきたいと思います。
私立武蔵野高等学校(東京都)
学 科:普通科
生徒数:231人



【お話を伺った方】
2学年主任 高柳 悠先生
※ページ内容は2023年10月時点の情報です。
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