『スタディサプリ』を活用する上で意識したのは、初めから理想形を求めすぎないこと。県内の先進校に視察に行き、児童がタブレットを使って授業をしている状態を見ましたが、結論は「とにかく使ってみよう」と。「Done is better than perfect」を合言葉に、とりあえず使ってみて、課題が出てきたらその都度対応するトライ&エラーでの活用を心がけました。教員全員がICTに長けているわけではないですし、誰か1人に頼ってしまうとその職員が異動した際に一気に停滞してしまう懸念がありますので、全員で少しずつレベルアップを図りました。マラソンで例えると、先頭集団ではなく第2集団でもない「脱落者がいない第3集団」のイメージで、誰一人取り残すことなく、個別最適化された学びを持続的に行うことを大切にしています。