授業や宿題配信で慣れた生徒が自主的に学習を開始。
端末の持ち帰りに応じた活用シーンの増加で、
生徒の更なる自主活用を目指す。
生徒たちにアンケートを行ったところ、「授業でわからなかった単元について、動画で復習したら理解できるようになった」という声がありました。授業中での活用や宿題配信により学習習慣が身についた生徒が自主的に朝の時間に学習するようになったケースも見られ、良い循環が起きています。
プリントなどの紙ベースで学習することが苦手な生徒や、普段の授業では集中力が無いような生徒でも、端末を使った学習であれば取り組んでいる様子も見られ、動画というコンテンツが生徒の学びに向かうきっかけ作りにも役立っているのではないかと感じています。
また、教員にとっても管理画面上で生徒の理解度を簡単に把握できるため、「この単元は苦手な生徒が多い」ということがわかり、授業で重点的に取り扱うようにするなど、学習指導に役立てられています。今後は、こうした生徒の学習データをさらに活用していきたいと考えています。
現在は端末の個人での自由な持ち帰りを行っていないため、学校内での活用に限られていますが、今後はシーンを学校内に留めることなく、生徒の更なる自主活用に結び付けていきたいと考えています。持ち帰りが解禁された際には、家庭学習での宿題配信などで、より活用を進めていきたいと思います。