活用事例

生徒の「わからない」を「わかる」に変える。
授業・自習・宿題のサプリ活用方法

塩尻市立広陵中学校(長野県)
2022.1.31
校内GIGAスクールコーディネーター・数学/中塚先生
課題
  • 授業だけで理解することが難しい生徒や、勉強に対する苦手意識からプリントや問題集での学習に取り組むことが難しい生徒について、どのようにフォローしたらよいか模索していた
  • 勉強が苦手な生徒は、その苦手意識から家で勉強しても「わからない」で終わってしまい、教員に質問すること自体にハードルを感じている様子が見受けられた。その状況を改善し、一人ひとりが個別具体的に自分のペースで進められる学習方法はないか探していた。
活用ポイント
  • 『スタディサプリ』を生徒主導で取り組ませると活用に偏りが出るため、授業の時間が余った際に、その日またはそれ以前の学習内容の復習として宿題配信を行っている。
  • 英語、国語、数学ともに、単元のまとめを行うタイミングで、授業内で「チェックテスト」を活用している。
 活用効果
  • 生徒にアンケートをとったところ、「授業でわからない部分があっても、動画を見ることで理解できるようになった」という声があがってきた。
  • 『スタディサプリ』に慣れた生徒が自主学習をするようになり、また紙ベースで勉強することが苦手な生徒も、端末であれば取り組めるというケースが見られるようになった。

苦手意識により「わからない」まま終わってしまう学習。
学習方法の選択肢を増やし、“学びへのハードル”を下げたい

本校では、「自立」自己を見つめ、自己決定して正しい行動をすることができる、「共生」違いを認め、個性を尊重しつつ共に生きることに喜びを味わうことができる、「創造」より良いものを求めて粘り強く創造することができる、の3つの教育目標を掲げて、世界を見つめ、心豊かにたくましく生きる生徒の育成に取り組んでいます。
また、地域の方から借用したブドウ園があるのも本校の特色の一つです。生徒自らが地域の方のご指導のもと栽培し、収穫したブドウは給食食材への提供や文化祭での配布、バザーへの出品などを通じて地域に還元しています。

豊かな自然の中で伸び伸びと過ごす一方で、学習の課題として挙がっていたのが、勉強に対して苦手意識を持つ生徒をどのようにフォローすればよいかということでした。授業だけで理解しきれない生徒は、苦手意識が先に立ってしまい、プリント学習に取り組みにくい様子が見受けられました。また、仮に家庭で学習したとしても「わからない」まま終わってしまって、教員に聞きに行くこと自体がハードルとなっているようでした。その状況を改善するため、生徒一人ひとりが自分のペースで学習を進める方法はないかと模索していました。

教員も『スタディサプリ』の存在は認識しており、どんなものか気になっておりました。昨年、塩尻市全体で導入が決まった際には、「コロナ禍において家庭学習の重要性が増している中、動画教材は取り組みやすくて良いのではないか」という声や、「紙ベースの教材とともに、学習方法の選択肢の一つとして期待できる」という意見が挙がっており、教員の中にネガティブな反応はあまりありませんでした。

導入に当たっては、学年全体で一斉に登録する時間を設けたため、未登録の生徒を出すことなく、登録作業を進めることができました。生徒の方もマニュアルを見ながら登録できていたようですが、設定したIDとパスワードを紙に書いて保管する形式だったため、紛失してしまうケースも見られました。データでIDとパスワードを適切に管理できていたら、活用がもう少しスムーズに進んだかもしれません。

授業内や自習の時間に『スタディサプリ』。
生徒一人ひとりに合わせた個別具体的な学習や、
教員の業務負荷削減に。

『スタディサプリ』の活用方法としては、授業の最後に時間が余った場合に、その日またはそれ以前に学習した内容の復習として宿題配信を行っています。これにより、自主学習において偏りがちな学習範囲を、偏りなく取り組ませることができています。現状端末の個人での自由な持ち帰りを行っていないため、配信の量や頻度はクラスや教科担任ごとに決定していますが、試験的に端末の持ち帰りを許可した際に、全クラス一斉に英語・国語・数学の宿題配信を行うなど、全体での活用も進んでいます。

授業内では英語、数学ともに、単元のまとめを学習する際に、『スタディサプリ』の「チェックテスト」を教科担任ごとに必要に応じて活用しています。家庭学習だけでなく、授業にも支障なく取り入れられるので、その日扱った内容の復習を授業内で完結できる点が助かります。

授業中に課題を追加したい場合も『スタディサプリ』を活用しています。以前であれば、教員がその場で課題を考えたり、場合によっては職員室に取りに戻ったりする必要がありましたが、該当する単元の課題をすぐに提示できることが大きなメリットだと感じています。

また自習の時間には、プリントの課題と併せ、『スタディサプリ』で学習したい単元を選んで取り組んでもらっています。生徒の取り組みを見ていると、わからない箇所で動画を停止し、巻き戻して繰り返し視聴するなど、自分のペースで学習できているようです。

授業や宿題配信で慣れた生徒が自主的に学習を開始。
端末の持ち帰りに応じた活用シーンの増加で、
生徒の更なる自主活用を目指す。

生徒たちにアンケートを行ったところ、「授業でわからなかった単元について、動画で復習したら理解できるようになった」という声がありました。授業中での活用や宿題配信により学習習慣が身についた生徒が自主的に朝の時間に学習するようになったケースも見られ、良い循環が起きています。

プリントなどの紙ベースで学習することが苦手な生徒や、普段の授業では集中力が無いような生徒でも、端末を使った学習であれば取り組んでいる様子も見られ、動画というコンテンツが生徒の学びに向かうきっかけ作りにも役立っているのではないかと感じています。

また、教員にとっても管理画面上で生徒の理解度を簡単に把握できるため、「この単元は苦手な生徒が多い」ということがわかり、授業で重点的に取り扱うようにするなど、学習指導に役立てられています。今後は、こうした生徒の学習データをさらに活用していきたいと考えています。

現在は端末の個人での自由な持ち帰りを行っていないため、学校内での活用に限られていますが、今後はシーンを学校内に留めることなく、生徒の更なる自主活用に結び付けていきたいと考えています。持ち帰りが解禁された際には、家庭学習での宿題配信などで、より活用を進めていきたいと思います。
塩尻市立広陵中学校(長野県)
生徒数:1学年173名 2学年208名 3学年172名
この事例で取り上げられたサービス
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