勉強の仕方がわからない生徒、勉強に対して
苦手意識を抱えている生徒が自ら勉強するように
『スタディサプリ』を通じた宿題配信が始まって以来、自ら興味を持って、宿題以外の課題にも自主的に取り組む生徒が増えてきました。また、勉強の仕方がわからなかった生徒が、自分から取り組むようになってきています。特に、学習塾に通えていない生徒たちの中には、勉強に対して苦手意識を抱えている者もいます。しかし、学習の習慣が定着したことで、授業で理解できなかった単元を自分で復習したり、小学校の既習範囲に取り組んでいる様子も見受けられます。小学校の範囲がわからない場合、恥ずかしくて先生に質問しづらいという場合もありますが、生徒が自分一人で復習できる利点は大きいと思います。
教員側の視点でいえば、働き方改革にもつながっています。『スタディサプリ』の導入により、プリントの準備・配付・提出状況のチェック、採点などの業務が必要なくなり、教員の負担が軽減されています。
今後、ICTがより普遍的になっていく中で、ICTを積極的に取り入れ活用できる生徒を育てていきたいです。そのために、苦手意識がある教員も、ICTに前向きに取り組みながら生徒のポテンシャルを後押ししてほしいと考えています。引き続き、生徒が勉強へ意欲を持ってもらえるように努め、それぞれの生徒に合った「学習の個別最適化」を図り、未来で輝ける人材を育てていきたいです。