そんな生徒たちをサポートするためのツールが「スタディサプリ進路」です。本校では『未来事典DREAM』を長年活用していますが、今年度から『適性診断』も導入。ちなみに、前任校では『未来事典DREAM』の前身である『じぶん未来BOOK』を朝読書で利用し、生徒に1日1記事ずつ読ませていました。『未来事典DREAM』は、目的次第でいろいろな使い方ができるおもしろいツールです。1回の授業時間内で完結もできますし、テーマを設けて長期間用の題材としても対応可能。教材としてのポテンシャルを感じます。また、貸し出されるDVDは、さまざまな職種の社会人が、仕事のやりがいや高校時代にやっておくといいことを語るという内容で、これがまたよかったです。現職の方の生の声はリアリティがあり、伝わり方が違います。1本につき5分程度というのもテンポが良く、生徒を飽きさせない工夫に感心しました。
以前まで自己採点式で評価を出すという、他社の診断ツールを使っていたのですが、本校の目的はあくまでも、1年生のうちに職業意識を「芽生え」させること。その視点で考えた時、親しみやすいテイストのスタディサプリ『適性診断』の方が魅力的でした。冊子はカラーで見やすく、構成も一目瞭然。高校生目線の読みやすい文章も、生徒にとって受け入れやすいのではと思い、採用に至りました。実際、生徒たちは休み時間に『適性診断』の結果を見せ合って盛り上がるなど、生徒間のコミュニケーションツールとしても一役買っているようです。