本校では1年生の10月頃までに系列を参考に、進路について早い段階から考え始めなければなりません。そのために、「産業社会と人間」という科目を設け、担任が生徒一人ひとりと面談をくり返し行い、「生徒自身で完結する進路学習」を行ってきました。これまで「産業社会と人間」では、他社の進路指導ツールを使用していましたが、ツールの難易度が上がり、意識の高い生徒にはマッチしても、全生徒に取り組ませることが難しい現状がありました。また、キャリアのイメージが形成できていないと系列はもとより科目を選択することすらできないため、早期にキャリア探求を行わせる必要性を痛感していました。そんな中、教員の負担をこれ以上増やさず、有効に活用できる進路指導ツールを探していた時に「スタディサプリ進路」のワークシートを知りました。