本校では、2018年度より全学年でスタディサプリの活用を始めています。最初は、国公立大学・難関私立大学進学を目指す一部の3年生が、他の学年に先駆けて放課後講習でスタディサプリの講義動画の視聴をスタート。そこで実際に模試の成績向上が見られたため、学校全体で導入を検討する流れとなりました。
2年生でも導入に踏み切ったとき、私たち教員が抱えていたのが「一生懸命に勉強に取り組むものの、成績が伸び悩む生徒がもっと効率のよい学習方法を身につけてくれれば」という思いでした。学力や学習意欲の差が生徒ごとに大きい上、やる気はあっても学習の仕方がわからず結果に反映されないという生徒も少なからずいます。その点、スタディサプリは3年生で一定の成果が確認できていたので信頼感がありました。
スタディサプリの知名度の高さも導入の敷居を下げました。生徒たちは「テレビでCMをやっている、リクルートのあの学習アプリ」と、もともと存在を知っており、抵抗なくアプリを導入できたようです。