『スタディサプリ』には自動採点機能があるため、教員の負担を大きく軽減できる点も助かっています。細かい単元ごとの確認テスト作成だけでなく、作成後の採点業務の軽減にも寄与しています。特に教員1人が1学年200人の採点を担当すると膨大な負担がかかります。自動で採点してくれる『スタディサプリ』だからこそ、細かいスパンで、小単元ごとの定着度確認が可能になっています。
さらに、生徒とのコミュニケーションにも変化が生まれました。先生用画面から、各生徒の取り組みや学習履歴を簡単に確認できるので、特に頑張っている生徒をクラスで賞賛したり、担任にも伝え価値を認めるようにしています。これに触発されて、「自分も頑張ろう」という意識を持つ生徒が一定数出てきました。特に1年生に対しては、やる気を引き出し、「自分もやってやる!」という意識を高める効果がありました。
このように、『スタディサプリ』は着実に理解の定着を促進できるツールであり、今後も大いに活用していきます。また、せっかく講義動画が用意されているので、生徒に講義動画を見てもらった後に、補足説明やさらなる演習を加える形式も取り入れたいと考えています。たとえば「スタディサプリの先生になってみよう!」といった切り口で、生徒がアウトプットできる機会を増やせば、面白い授業が展開できると期待しています。
何事も、新しいことを取り入れるには不安がつきものですが、思い切って一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。臆せず活用してみれば、その効果や利便性を実感できるかと思います。