本校での『スタディサプリ』の活用シーンは、【日常的な活用】と【学びイベントでの活用】の2つに大きく分かれています。
【日常的な活用】では、日々の授業内容の定着に向け、復習動画を教科単位で活用。週末課題や一週間課題として、授業と連動した課題を配信し、未実施の生徒には声かけをして取り組みを促しています。一部の教科・範囲では、予習の役割も持たせ、反転学習のような活用の仕方もしています。また、定期テスト対策や、長期休暇中の課題としても活用しています。
一方、【学びイベントでの活用】ですが、本校では学習意欲の向上を目的として様々な学びイベントを実施しています。いずれも基本的に課外活動であり、生徒たちの参加は自由です。イベント別に『スタディサプリ』の活用方法をまとめると以下のようになります。
■手帳コンクール
教員から『スタディサプリ』でアンケートを配信。生徒は自分が取り組んだページの写真を撮り、アンケートに添付して提出。その際、理解しやすいまとめ方など、自分なりに工夫したポイントを書き添えます。それらを教員が取りまとめて評価し、表彰や掲示を行います。
■全校一斉学習マラソン
定期考査2週間前から、定期考査最終日の前日までの2週間にわたり、『スタディサプリ』と『スタディプラス(学習履歴を管理できるプラットフォーム)』を活用して生徒の学習取り組みを記録。クラス賞・個人賞を設定し、賞状等を生徒に渡します。
■学力UPチャレンジ月間
実力テストのない6月・11月に設定しているイベントで、生徒が楽しく意欲的に学習へと向かえるような短期目標を設定。たとえば「推しの講師を紹介しよう!」では、自分がよく視聴する『スタディサプリ』の動画に登壇する先生をレポート形式で紹介。それを掲示・シェアすることで自己肯定感の形成につながり、互いの新たな一面も発見できます。生徒が主体的に動画を探す姿勢を養うという目的もあります。
■生徒授業
主体的に深く考えることを目的として、生徒自身が学んだことを授業形式で他者に教えるというアウトプットの機会を設けています。『スタディサプリ』は、生徒の学びを活動メモで残したり、アンケートで振り返りを行ったりする際に活用します。