本校は「インクルーシブ教育実践推進校」の指定を受け、多様な生徒を温かく育てる学校づくりを目指しています。校訓として、「端正」姿勢を正し、日々を省みよう、「努力」目標を定め、日々を努めよう、「創造」進んで応用し、日々を創ろうという3つを掲げています。この校訓から生徒の主体的な学びを追究してきました。また実現すべき教育目標の中に、「一人ひとりを大切に」:生徒の学力の向上と、生徒一人ひとりの状況に応じた丁寧な進路支援・指導のもとに、これからの時代に求められる資質・能力を備えた人材の育成を目指します。という一文もあり、スタサプの導入はこの教育目標に合致するものと考えます。
また神奈川県のICT教育において導入された1人1台の端末活用で、端末を家庭学習でも使えないかと考えていました。
導入にあたって苦労したことは、教員間で新しいツールの導入に対する温度差があり、活用にネガティプだった教員も少なからずいたため理解を促すのに苦心したことと、到達度テストの日程を決めていく際に、年間行事や新年度の更新作業などのスケジュール調整をする必要があったことでした。活用にあたって環境整備を一歩ずつ進めていきました。