スタディサプリは、「知識・技能」評価の確認に効果的であるため、テスト前や大きな単元を終えたタイミングで活用しています。英語科目では単語やキーセンテンス確認、文法など、教科書の範囲からまとめて課題配信しています。課題の量として単元テストは20項目とやや多めですが、生徒たちは休み時間や自習時間、自宅での家庭学習、塾での自習時間など、空いた時間を見つけて取り組んでいます。英語を苦手とする生徒が多いクラスでは活用が滞るのではないか…と心配しましたが、4クラス中最も活用率が高かったことに驚きました。やはり選択式なので、英語が苦手な子にとっても取り組みやすく、隙間時間を使って学習できるのだと思います。
なかなか課題に取り組まない生徒も中にはいますが、週に1回は管理画面から生徒の取組・提出状況を確認した上で、授業中に声かけをおこなっています。声をかけるといっても「まだ課題に取り組んでいない子もいるから、いついつまでにやろうね」といった程度のものですが、課題を配信して終わりではなく、生徒が自ら、計画的に取り組むよう、活用を促しています。
スタディサプリを導入したことで、教員の業務負荷も大幅に軽減されました。例えば英単語を課題として出そうとすると、こちらで問題を作成しなければなりませんし、他にもプリントの印刷や配付、答え合わせなど様々な関連業務があります。スタディサプリがあれば管理画面上でこれらの業務を一元化できるため、業務効率化につながります。現在は、ワーク(問題集)とスタディサプリを併用していますが、ワーク(問題集)だけでは単語や文法の問題数に限りがあるため、問題の「量」を担保する意味でもスタディサプリは重宝しています。