活用事例

アプトプット主体の英語活動で
英語に対する抵抗感を取り除く

私立帝京第三高等学校(山梨県)
2022.02.04
校長/杉浦先生、英語科主任/清水先生
課題
  • 英検や共通テスト対策のために、リスニング力とスピーキング力の強化を図るも、自前で教材を用意することが難しく、演習の機会が限られていた。
  • 部活動で忙しい生徒や、通学に時間がかかる生徒でも、無理なくコンスタントに英語学習を継続していける教材が必要だった。
 活用ポイント
  • 週4回の「コミュニケーション英語」の授業内容に合わせて、授業前に『スタディサプリENGLISH』のレッスンを予約配信。生徒にディクテーションまでを行わせた上で、授業の冒頭でシャドーイング・スピーキングトレーニングを行う。
  • 『スタディサプリENGLISH』の取り組み状況をプリントアウトして教室内に掲示。期末考査での出題やリクルート主催の「Eフェスタ」も活用し、生徒がモチベーションを高く保ったまま学習できるよう取り組んだ。
 活用効果
  • リスニングとスピーキングをコンスタントに取り組ませてきた結果、リスニングに苦手意識を持つ生徒が減ってきたと実感。
  • 英検などの外部試験の合格者が60%以上になり、根気よく続けることで成果を得られるということを自分ごととして体験させることができた。

部活動で忙しい生徒も日常的に
リスニング・スピーキングする演習機会を増やしたい

当校は麓より八ヶ岳を仰ぎ、遠くに富士山の秀麗な姿を眺める小淵沢の地にあります。帝京大学グループの創始者が地元の要望に応え1962年に創立した歴史と伝統を誇る高校です。現在に至るまで、建学の精神である「力むれば必ず達す」、校訓の「誠実・努力・敬愛」を教育の柱として、社会に貢献できる人材を世に送り出そうと懸命に努力しています。

運動部の活動がとても盛んなことも本校の特色の一つです。特に男子サッカー部は20回の全国大会出場を果たし、県内の強豪校の一つに数えられていますし、野球部は本校創立時から活動を始め、関東大会出場などを果たしてきた伝統ある部活動です。女子の部活動も盛んで、女子バレーボール部は県内の強豪校として常に優勝を争い、ついに昨年度、全国大会「春高バレー」に2度目の出場を果たしました。また、女子サッカー部も選手権大会県予選で初優勝を果たし、県内外の注目を集めています。

当校では3年後の幅広い進路選択を可能にするために「特別選抜コース」「普通選抜クラス・進学クラス」のコース・クラスを設定しています。「特別選抜コース」は、国公立大学・難関私立大学への進学を目標とし、志望大学への合格を勝ち取ることを目標としています。大学入学共通テストでリスニングの配点が増え、民間試験の活用は見送られたものの、英語外部検定試験利用入試を実施する私立大学も多く、学校として英検取得はもちろん、大学進学に必要とされる英語力を1年次より体系的にとらえ、個々の生徒に丁寧に指導していくことが求められていました。

リスニング力を高め、日常的に英語に触れる時間を増やしたいと考えていましたが、テスト前に過去問のリスニングデータに取り組ませるほかなく、音を聞いたり、発したりする機会がコンスタントにあったわけではありません。また、部活動と学業を両立する生徒も多いため、忙しくて勉強する時間を確保できない生徒がスキマ時間に取り組める教材を探していました。当校は7年前から『スタディサプリ』高校講座を導入しており、その「取り組みやすさ」は知っていました。『スタディサプリENGLISH』は、英語が必要なリアルな場面にもとづくストーリーで飽きずに継続して学べるばかりか、1レッスンのプログラムが会話文チェック、ディクテーションなどのカテゴリに分けられているため、忙しい生徒でも電車の中や寮での生活の中のスキマ時間に取り組みやすいと考え、導入を決めました。

授業での取り組みとアウトプットする機会を
リンクさせることで、生徒のモチベーションをアップ

『スタディサプリENGLISH』は、リスニングとスピーキングの演習機会を増やすことを目的に、週4回の「コミュニケーション英語」の授業で活用しています。授業の内容に合わせて事前に1レッスンを予約配信し、生徒は登校前に「会話理解クイズ」「単語チェック」「ディクテーション」「会話文チェック」まで取り組んでから授業に臨み、授業の冒頭10分間の帯学習の時間を、シャドーイング・スピーキングトレーニングするという流れです。

生徒の中には、内容については大まかに理解しているものの、重要なイディオムを理解できていなかったり、文字と音声が一致できていない場合も。授業でスピーキングを行う前に、プロジェクターに「会話文チェック」を投影して一文ずつ音声を流しながらリピーティングし、最終的に自分の端末に向かってシャドーイングを行っています。

一方で、生徒の英語に対するモチベーションを高めるための取り組みとして、『スタディサプリENGLISH』の取り組み状況をプリントアウトして教室内に掲示し、取り組めていない生徒にはマーカーを引くなどして動機付けを行っています。授業前に『スタディサプリENGLISH』に取り組むことは「宿題」ではありません。ただ、授業で取り組む以上は関心・意欲・態度の平常点に換算しています。生徒にとっては「次は取組みコンプリートで掲示させたい!」と刺激になりますし、担当の教員にとってもクラスの取り組みもわかるので、声かけしやいというメリットがあります。
他にも、『スタディサプリENGLISH』レッスンの範囲を指定して、期末考査に内容理解の問題を組み込んでいます。記憶していれば解答できるため、出題方法の改善は今後の課題ですが、それでも「テストに出るなら聞かなきゃ」と取り組む意欲につながっています。

また、ネイティブのようにうまく発音できない恥ずかしさから、「声」を出せない生徒もいます。英語を話すには勇気が必要。でも根気よく続けていれば、話せるようになることを体験してもらうために、1学期の終わりに英語を使ったプレゼンテーションを行いました。2人でチームを組んで、おすすめの映画やアーティストを英語で発表するというものです。授業後に感想を聞くと「ちゃんと発音ができなかったからもっと上手になりたい」「シュン(『スタディサプリENGLISH』の登場人物)の発音の仕方を真似してみたい」という声があがりました。

他にもリクルート主催の「Eフェスタ」にも参加し、1人の生徒が上位に入りました。一部の生徒からは「他校の生徒も部活をやりながら頑張っているのを知って、負けてられないと思った」と刺激になったようです。授業での取り組みとアウトプットする機会をリンクさせることで、生徒のスピーキングに取り組むモチベーションにつながっています。

日常的な取り組みを通じて
英語に対する抵抗感を取り除く

『スタディサプリENGLISH』に取り組んできたことで、英検などの外部試験の合格者が60%になり、模試におけるリスニングの得点も上がりました。それ以上に大きかったのは、生徒の英語に対する抵抗感が減ったこと。冬休みの課題として10レッスンを出しましたが、誰一人としてそれを負担に感じることなく、当たり前のこととして受けて止めているように見えました。英検の試験日が近づいても、必要以上に構えることなく学習しています。また、授業の冒頭で『スタディサプリENGLISH』に取り組むことが、声を出すウォームアップとして働き、英語を聞くことや話すことに対する抵抗を除いてくれていると実感しています。

これまで英語を苦手としていた女子サッカー部の生徒は、「スタサプENGLISHはさぼらないでやっているよ!」と声をかけてくれました。英語は決して好きでなくても、「聞く」ことは嫌いじゃないという生徒もいます。それでも、続けていれば、好きになってくれるかもしれません。取り組めば必ず成果に現れる、そう信じられるよう生徒たちをサポートしていきたいです。

生徒から『スタディサプリENGLISH』の物語が面白いという反応もあります。今後は、シャドーイングで終わるのではなく、生徒が登場人物になりきってコミュニケーションを行うなど、スキットを用いた活動にも挑戦していきたいです。そして、シャドーイングを重ねることで、英語らしさを意識した発音ができるようになることを体験させたいです。現在は「特別選抜コース」で『スタディサプリENGLISH』を活用していますが、ゆくゆくは他のクラスでも活用して生徒の英語力を高めていければと考えています。部活動の充実とともに英語力も身につけ、大学だけでなく世の中で活躍できる生徒を育てていきます。
私立帝京第三高等学校(山梨県)
学 科:普通科(特別選抜コース/普通選抜クラス・進学クラス)
生徒数:1学年158名、2学年112名、3学年196名 
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリENGLISH
|CONTACT|

お問い合わせ

スタディサプリ学校向けサービスの導入に関する
ご質問・ご確認は、お気軽にお問い合わせください。
ページトップ