活用事例

1年次から進路探究の意識を高め、
自己実現を達成できる生徒を育てたい


丸岡高等学校(福井県)
2021.2.4
2学年主任 川端 友江先生(写真左)/2学年進路担当 兼 Kプロジェクトリーダー 小林 直彦先生(写真右)

課題
  • 1、2年次から、自分の進路や人生について主体的に考えられる生徒が少ない。
  • 進路選択について受け身になりがちな生徒が見受けられ、進路意識を醸成する必要があった。
活用ポイント

 

  • 生徒自身が考えた適性や進路を、「適性診断」から導き出された客観的データから捉えなおす。
  • 『スタディサプリ進路』を使った進路学習を通して、進路意識の醸成や学びの目標を学校全体で共有する。

 活用効果
  • 生徒が自分の進路を主体的に考え、自然に進路学習に取り組むようになった。
  • 教員が生徒の行動や変容を把握できるので、面談もスムーズに。スタディサプリ進路をもとにした進路指導を展開。

自分の進路を主体的に考えて目標を定め、
未来を切り拓いていける人間になってほしい

本校は全日制普通科高校で、サッカーの強豪校としても知られています。教育目標に「Think globally, act locally to make your dreams come true.(グローバルな視点で考え、ローカルで行動しながら、自己実現を達成する)」を掲げており、生徒たちには高校3年間の“グローカル”な学びを通して、自己実現を達成するうえで必要な資質・能力を身につけてほしいと考えています。

近い将来、まさに生徒たちが社会に出て活躍するころに日本はSociety5.0を迎え、超高齢化社会やグローバル化、情報化といった急激な社会の変化で、予測困難な時代となるでしょう。そんな中でも、たくましく自分の未来を切り拓き、キャリアを形成できる人間になることを願って、日々、生徒の指導に取り組んでいます。

本校の学習指導は、個人の力を最大限に伸ばすことに努め、国公立大学・私立大学・短期大学等の希望に応じたコース分け、習熟度別クラス編成を取り入れ、合格実績を着実に伸ばしています。1年次から国公立大学を目指すコースと私立大学・短期大学・各種専門学校を目指すコースに分かれて生徒の学問適性や仕事適性に基づいた進路学習を行い、2年次には文系・理系コースに分かれ、より絞った進学先や就職先の検討をし、目標を設定。3年次は進路決定と自己実現を達成するために、大学受験や就職試験の突破を目指します。

『スタディサプリ進路』は2019年に導入しましたが、生徒の学びの段階と合致した内容で、よく練られた進路学習の教材だと思います。学校現場の思いや意図がきちんと反映されている点にも、使いやすさを感じます。

進路学習で大切なのは、ポジティブに取り組めること。
「適性診断」が高校生の進路選びを後押ししてくれた

『スタディサプリ進路』を導入したきっかけは、1年次の学年主任だった教員から勧められたこともありますが、実際に1年次の進路学習で利用したとき、生徒たちがとても意欲的で楽しそうだったことです。2年次での文理コース分けを見据え、自分にどんな適性があるのか生徒自身で考えてから「適性診断」を受けたのですが、自分の考えと診断結果の違いを見て、「こんな結果が出てきた!」「こういう可能性があるんだ」などと、とても喜んでいたのが印象的でした。生徒が進路に対して受け身になるのではなく、ポジティブに取り組むことは重要なこと。また、個人面談の際、多くの生徒が進路を決める材料として「適性診断」の結果を参考にしていたので、『スタディサプリ進路』を活用できると確信が持てました。

1、2学年で、進路について深く考えている生徒は多くありません。「学校生活をがんばろう」「部活動をがんばろう」という意識を持てても、進路学習に対してはやらされている感というか、受け身で取り組んでいる生徒が多く、進路意識の改善が大きな課題でした。

『スタディサプリ進路』は、「自分を知る」「情報を集める」「整理をする」という3ステップで教材が取り揃えられており、「自分ごと」として進路を考えていける構成で、本校の生徒たちに合っているようです。目的意識を持って情報収集・整理ができますし、進路のミスマッチを防ぐためにも重要なプロセスだと思っています。自分を振り返るワークシートにも助けられ、進路学習がやらされている感なく、主体的に進んでいると感じています。

また、「適性診断」で示される客観的なデータから自分自身を捉え直し、新たな可能性を発見することで、進路や人生に対して意欲的に考えるようになった生徒も見られました。診断結果と自分の考えが合致したことで、選択した進路に自信を持てなかった生徒が自信を深めたり、進路に迷っていた生徒が進路を決められたりと、「適性診断」が背中を押してくれることもあるようです。生徒たちは、自分自身のことをわかっているようで、わかっていないところも多いものです。客観的なデータをもとに、進路を考えられることは、生徒指導の点からもありがたいですね。

現在はデジタル版である『スタディサプリ for SCHOOL』を利用していますが、紙媒体では進路学習の計画を立てた際、「適性診断」の結果がわかるまでに時間がかかることもネックでしたが、『スタディサプリ for SCHOOL』はその場ですぐに結果がわかり、進路学習が分断されることなく進むのがよいと思いました。また、SDGsを学ぶ前段階の生徒たちに分厚い『進学事典』を配付して、多量の紙を使うことにも疑問を持っていたので、エコの観点からもよいのではないかと思います。

『スタディサプリ進路』を活用した学習計画を学年で共有。
生徒の変容を追い、一貫した進路指導を実現

『スタディサプリ進路』を導入した当初は、「活用」することが目的になってしまいがちでした。それでも生徒の成長はあったと思いますが、教材を活用した進路学習を通して、「どんな生徒を育てたいのか」「何を学んでほしいのか」といったビジョンを明確にすべきだと思い至りました。現在では、教員同士で学年ごとのビジョンを共有し、『スタディサプリ進路』の活用を意識した進路計画のもと指導しています。1、2年次と継続して使用することで、生徒の変容を追うことができるのもメリットの一つ。『スタディサプリ進路』をベースに、ぶれることなく、一貫性のある進路指導ができていると思います。
2年生に向けた進路学習の計画書の一部。学年全体で内容を共有して、学習に取り組む
近年、少子化の影響を受け、本校でも生徒募集に苦戦を強いられています。今後は『スタディサプリ進路』を利用した進路学習や、昨年度から文部科学省から指定を受けた「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」での課題解決型学習を通して、進学実績を伸ばしていくことが課題だと思います。きめ細かな手厚い指導を心がけ、地域の方々や地元の中学生・保護者にとって魅力のある学校にしていきたいと考えています。
丸岡高等学校(福井県)
学科:普通科
生徒数:1学年122名 2学年 122名 3学年122名
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリ進路

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