『スタディサプリ進路』を活用した学習計画を学年で共有。
生徒の変容を追い、一貫した進路指導を実現
『スタディサプリ進路』を導入した当初は、「活用」することが目的になってしまいがちでした。それでも生徒の成長はあったと思いますが、教材を活用した進路学習を通して、「どんな生徒を育てたいのか」「何を学んでほしいのか」といったビジョンを明確にすべきだと思い至りました。現在では、教員同士で学年ごとのビジョンを共有し、『スタディサプリ進路』の活用を意識した進路計画のもと指導しています。1、2年次と継続して使用することで、生徒の変容を追うことができるのもメリットの一つ。『スタディサプリ進路』をベースに、ぶれることなく、一貫性のある進路指導ができていると思います。
2年生に向けた進路学習の計画書の一部。学年全体で内容を共有して、学習に取り組む
近年、少子化の影響を受け、本校でも生徒募集に苦戦を強いられています。今後は『スタディサプリ進路』を利用した進路学習や、昨年度から文部科学省から指定を受けた「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」での課題解決型学習を通して、進学実績を伸ばしていくことが課題だと思います。きめ細かな手厚い指導を心がけ、地域の方々や地元の中学生・保護者にとって魅力のある学校にしていきたいと考えています。