リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人誠恵学院 誠恵高等学校

Vol 12
2019.12.24
冬休みを最大限に活用しよう!クリスマスも頑張る生徒たち

2019年の年末から年始にかけて、誠恵高校では5日間のリアルドラゴン桜プロジェクト・冬季ゼミが開催されました。まとまった時間を取ることができる冬休みを、最大限に活用しようというねらいです。その中の2日間、12月24日と25日に西岡コーチによるクリスマス特訓が学年別に実施されました。参加した生徒の声とともに、2年生向けにおこなわれた特訓の様子をお伝えしましょう。

90分で英単語を100個覚えよう

冒頭、西岡コーチはこう語りました。「今日はクリスマス・イブです。多くの人が楽しく過ごすこの期間に、みなさんは頑張って勉強することを選択しました。受験までの日数が決まっている中で、毎日を有意義に過ごすと決めた皆さんの判断は素晴らしいことだと思います。だからみなさんに敬意を払い、クリスマスプレゼントを用意しました」。ちょっと変わった香りがする消しゴムを渡された生徒からは、大きな歓声が上がりました。

西岡コーチは続けます。「クリスマス・イブも勉強をすると決めたみなさんと、今日は遊んでしまおうと思った人では差がつきます。毎日、これを繰り返すと大きな差になることも明白です。さらに、この1日の差をもっと大きくすれば、最終的には膨大な差がつきます。今日は、その体験をしてもらおうと思います。人間は、1日に数千個のものを覚えることができると言われています。みなさんは、1日に20個から30個の単語を覚えています。本当は1日に100個から1000個の単語を覚えることもできるのに、そこまでやる選択をしていない。自分で限界を作っているのです。今日はその限界を超えてもらいます。これから90分で、100の英単語を覚えてください!」。生徒からは、驚きの声が上がりました。

道は僕がつくります
その道を一歩一歩、歩いて下さい

西岡コーチの話は続きます。「今、みなさんは『それは無理だ』と思ったのではないでしょうか? でも考えてみて下さい。東海道五十三次を知っていますよね。日本橋から京都まで、普通の人が歩いて移動していました。東京から京都まで、道がないのに歩いて行くことはとても困難です。でも道があれば、一歩一歩、足を前に出せば到着できます。道は僕が作ります。みなさんは一歩一歩、前に進んでみて下さい」。

「ここで言う道とは、勉強のやり方です。やみくもに100の英単語を90分で覚えるのは、さすがに厳しいですよね。そこで覚え方をお伝えします。たとえば接頭語の意味を理解し、関連語を覚えるようにします。viは『生命に関わる重要なもの』という意味やニュアンスがあります。だからVitalは『非常に重要な、生命の』となり、 Reviveは『生き返る』となるのです。これなら覚えるのも楽だし、忘れにくいですよね」。

こうして生徒たちは、100の単語を覚えはじめました。

すぐに出た結果
なんと1位は100点満点!

90分後、覚えた英単語のテストがおこなわれました。1位はY.H.さんで、結果はなんと満点!90分で100の英単語を覚えることができました。2位も98点で、生徒たちは口々に「最初は無理だと思ったけど、覚え方を工夫するとまったく違う!」と声を上げています。

西岡コーチはこう語りました。「1位のY.H.さんは、なぜ100点だったのかわかりますか? 彼女は覚える時、1回目にやって覚えられなかった単語にマーカーを引いていました。それをもう一度覚えて、それでもできなかった単語に星印をつけていたのです。このように、自分に一番合ったやり方を見つけて下さい」。

最後に西岡コーチはこう語りました。「東海道の話を最初にしました。みなさんはいま2年生です。いつから志望校へ向けて、本当の受験生の道を歩き始めますか?遅くとも、3年生の0学期から始めましょう。3年生になって始めても、受験日まで1年間はありません。受験は3年生の3学期にあるからです。3年生の0学期=2年生の3学期から始めないと、間に合いません。2年生の3学期にスタートするためには、この冬休みがとても大切です!ぜひ、有意義に冬休みを使ってください」。

生徒たちは引き締まった表情で、大きくうなずいていました。きっと、充実した冬休みを過ごすことでしょう。

T.K.くん(1年生)
将来の夢は誠恵高校の英語教師

クリスマス特訓に参加した生徒の声をご紹介しましょう。

---将来の夢を教えて下さい

今の夢は、高校の英語教師、できれば誠恵高校の英語教師になるのが夢です。中学校の時から英語は得意でした。一方で、他の科目はあまり伸びませんでした。しかし誠恵高校に入ってから、他の科目の成績も良くなりました。誠恵高校の先生は面倒見が良く、やる気があれば生徒に寄り添って激励してくれます。成績が伸びたのは先生のおかげなのです。だから自分も先生になり、たとえ不得意な科目があったとしても、その生徒の成績を上げる助けになれればと思っています。

---リアルドラゴン桜プロジェクトで学んだことを教えて下さい

英単語は関連付けて覚えるとよいと教わりました。これはずっと今でも続けています。まさに今日の授業でやったのと同じです。具体的な勉強法をたくさん教えてもらえるので、とてもためになっています。

---コーチの東大生に対する印象は?

全員、話が上手なので、内容を理解しやすいです。話が論理的だからだと思います。そういった意味では、頭は良いなと感じます。

---今後の抱負を教えて下さい

リアルドラゴン桜授業では、刺激を毎回もらえました。他の1年生が、良い意味でライバルにもなりました。今後はこうした仲間と受験の道を歩き続け、夢を実現したいと思います。

Y.H.さん(2年生)
難関国立大学を目指すことに決めました

---将来の夢を教えて下さい

もともとは美術系の大学を志望していたのですが、リアルドラゴン桜プロジェクトに参加して考えが変わりました。多くの東大生と話をするうちに、もっと視野を広く持って将来を考えたいと思うようになったのです。そして将来の選択肢や可能性を広げるため、難関国立大を目指すことを決意しました。

---そうした東大生の印象を教えて下さい

これまで東大生に会ったことがなかったので、テレビで見るような遠い存在でした。話が噛み合わないかもしれないと思っていたほどです。実際はまったく違いました。質問をすると、丁寧に勉強法や学部のことを教えてくれます。思ったより普通の人だけど、共通して普通ではない点もあります。それは努力の量です。ある方は、東大に入学してからも電車で1週間に1000の英単語を覚えたと言っていました。努力をすることが、完全に身についているのだろうなと思います。

---リアルドラゴン桜プロジェクトで学んだことは?

毎回知らないことばかりで、全部です(笑)。私が続けているのは、暗記の時に全体を最後まで通してやって、出来なかったものに印をつけ、それをまたやることを繰り返す方法です。西岡コーチから教えてもらってから、この方法を続けています。このおかげで、暗記が苦手ではなくなりました。今日100単語を覚えるテストで満点が取れたも、このやり方のおかげかもしれません。

---今後の抱負を教えて下さい

難関国立大学を目指すと決めたものの、自信がなくなる事もあります。そんな時にリアルドラゴン桜授業があると、元気になるのです。西岡コーチや仲間と過ごす時間が、とても充実しているからだと思います。勉強はきちんと計画を立ててからやると教わったのですが、まだうまくできません。でも確実に勉強時間は増えたし、成績も上がってきています。みんなと一緒に、これからも努力を続けます。