2020年 教育改革に関する取り組み教育現場の課題

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルート進学総研は、
全国の全日制高校に対して、高大接続改革、新しい学習指導要領、
キャリア教育、進路指導、学校改革に関する取り組みに対しての調査を実施いたしました。
調査結果をもとに、高校の教育改革の現状について、考えていきましょう。

新大学入試

TOPICS 01新大学入試

調査書の改訂について
調査書は、多面的・総合的評価に向けて、記述欄の充実、枚数制限の撤廃などが予定されています。

調査書の改訂に向けての
対応は?

「調査書」の改訂に向けての対応
(全体/複数回答) 上位3項目

  • 1生徒の活動履歴を記録する
    ポートフォリオの導入
  • 2資格取得・検定受検等の
    推進、強化
  • 3総合的な学習の時間の
    内容を見直す

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

調査書の改訂への対応は、全体の77%の学校が「生徒の活動履歴を記録するポートフォリオの導入」と回答しました。

ポートフォリオツールの
導入・活用状況は?

「ポートフォリオ」ツールの導入・活用
(全体/単一回答)

「ポートフォリオ」ツールの導入・活用(全体/単一回答)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

学びの履歴を記録するポートフォリオツールを導入・活用しているかたずねた結果、調査対象校の71%がポートフォリオツールを導入していると回答しました。導入方法は 、「 学年や課程・学科・コース単位で取り組んでいる 」 の割合が最も高く44%となっています。

「大学入学共通テスト」について
2020年度からセンター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」では、「知識及び技能」だけでなく大学入学段階で求められる「思考力・判断力・表現力」を一層重視するため、選択式問題の改善、記述式問題の導入や試験時間の延長等が予定されています。また英語については、英語は4技能の評価をめざし、民間の資格・検定試験も活用されることになりました。

「大学入学共通テスト」に
向けて実施している
対策は?

「大学入学共通テスト」に向けての対策
(全体/複数回答)テーマ別 主な上位項目

授業
  • ・アクティブラーニング型の授業を増やす(64.6%)
  • ・「総合的な学習の時間」の強化・見直し(39.7%)
  • ・生徒に対する教師の「問い」の力を上げる(33.4%)
評価/
テスト
  • ・英語の外部試験の受験を促進(59.3%)
  • ・定期考査問題の見直し[思考力・判断力・表現力を問う問題を増やす等](44.0%)
  • ・パフォーマンス評価を取り入れる[観点別評価・ルーブリック活用 等](24.3%)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

2020年度から導入される「大学入学共通テスト」に向けた対策としては【授業】「アクティブラーニング型の授業を増やす」、【評価・テスト】「英語の外部試験の受験を促進」が上位になりました。

「高校生のための学びの基礎診断」
について
高校生に求められる基礎学力の確実な習得と学習意欲の喚起を図るため、文部科学省が一定の要件を示し、民間の試験などを認定する制度が始まります。学校の教育目標や学習到達目標を設定したり見直したりすることや、生徒が自分の強みや弱みを理解して効果的に学習できるようになることが目指されています。

「高校生のための
学びの基礎診断」
実施の予定は?

「高校生のための学びの基礎診断」実施予定
(全体/単一回答)

「高校生のための学びの基礎診断」実施予定(全体/単一回答)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

2019年度から活用が始まる文部科学省の「高校生のための学びの基礎診断」について実施予定を調査したところ、全体の77%が実施を予定、または検討中との回答がありました。

新大学入試

TOPICS 02進路選択

進路指導上の課題は?

進路指導上の課題(全体/複数回答)上位10項目

  • 1進路選択・決定能力の不足生徒の問題
  • 2教員が進路指導を行うための
    時間の不足学校の問題
  • 3入学者選抜の多様化進路環境の問題
  • 4学習意欲の低下生徒の問題
  • 5学力低下生徒の問題

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

進路指導上の課題にどのようなものがあるか、調査対象校にすべて選んでもらった結果、約6割の学校が【生徒】「進路選択・決定能力の不足」(59%)、【学校】「教員が進路指導を行うための時間の不足」(58%)を課題に上げました。

「キャリア教育」とは
「子どもたちが、社会の一員としての役割を果たすとともに、それぞれの個性、持ち味を最大限発揮しながら、自立して生きていくために必要な能力や態度を育てる教育」(キャリア教育における外部人材活用等に関する調査研究協力者会議「学校が社会と協働して一日も早くすべての児童生徒に充実したキャリア教育を行うために」:2011年12月)

キャリア教育の実施体制は整っている?

「キャリア教育の実施体制」の取り組み
(全体/単一回答)

「総合的な学習の時間」の取り組み(全体/単一回)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

キャリア教育の取り組み体制をたずねた結果、全体の97%がキャリア教育に取り組んでいると回答しました。その内訳は「学校全体で取り組んでいる」(66%)が最多となっています。

主体性育成

TOPICS 03主体性育成

「総合的な学習の時間」の実施状況は?

「総合的な学習の時間」の取り組み
(全体/単一回答)

「総合的な学習の時間」の取り組み(全体/単一回答)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

「 総合的な学習の時間 」 の取り組み状況については全体の61%が 「探究的な学習の狙い」 を踏まえた取り組みをしているとの結果が出ました。実際に「探究」の時間に取り組んでいる学校へのインタビューはこちらから閲覧できます。

「アクティブ・ラーニング」の取り組み状況は?

「主体的・対話的で深い学び」
(アクティブラーニング)の視点による
授業改善への取り組み
(全体/単一回答)

「総合的な学習の時間」の取り組み(全体/単一回)

出典:「高校教育改革に関する調査 2018」報告書

全体の90%がアクティブ・ラーニングの視点による授業改善に取り組んでいるとの結果が出ました。実際にアクティブ・ラーニングへ取り組んでいる学校へのインタビューはこちらから閲覧できます。

調査概要

調査対象 : 全国の全日制高校4703校
調査期間 : 2018年10月5日(金)~10月27日(土) 投函締切※10月31日(水)到着分までを集計対象とした。
調査方法 : 郵送調査。校長宛に調査票を送付
有効回答数 : 1203件(回収率25.6%)
回答者 : 平均赴任歴9.74年
詳しい調査結果(報告書「高校教育改革に関する調査 2018」)は、「リクルート進学総研」ウェブサイトにてご覧いただけます。

おわりに

学校向けスタディサプリではこのような教育改革に挑む先生方のパートナーとして
学習・進路選択・主体性育成をサポートします。

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