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生徒の主体性を引き出すために、ICTツールを通して成功体験を

アレセイア湘南高等学校(神奈川県)
2017.10.20 学習
英語ご担当/古賀先生
課 題

何をどのように取り組んだらいいのか、勉強の仕方がわからない生徒のモチベーションを上げたい

安易な進路選択をする生徒に対して、進みたい進路に進むための自信を与えたい

活用
ポイント

テスト範囲と結びつけた講義動画を紹介することで、スタディサプリが「使える」という成功体験を与える

教科担当、クラス担任を巻き込んだチーム体制でスタディサプリの導入を浸透させる

1年生は個々の学び直し、2年生は授業連動での学び直しと、各学年課題に合わせて活用方法を工夫

「勉強のやり方がわからない」という生徒へ スタディサプリという選択肢を与えたい

「勉強」というものに対する生徒の反応は「嫌いなもの」。嫌いだからといっても、教員としては勉強をするように働きかけなければなりません。ですが、「言われたからやる」という姿勢では、受験勉強はもちろん、就職活動や社会に出てから苦労してしまいます。生徒に対して進路指導をしていると、合格できるかどうかで進路を決めようとしたり、安易にAO入試などで進路を決めようとしたりする生徒もいますが、こうした生徒は決してやる気がないわけではありません。ただ、何をどのように、どれだけ取り組めばいいのかわからず、自分に自信がもてないだけなのです。高校1年生のうちに、やらされるのではなく、自分で何かを選び、自分でやり遂げるという主体性と自発的な学びのきっかけを与える重要性を痛感していました。

生徒たちの学習へ向かう姿勢を向上させるためには、何が必要なのかを模索していた頃、教育現場にICTを取り入れていきたいという本校の意向もあり、スタディサプリの導入に向けて学校全体で動き出していました。まずは学習進路部内でスタディサプリ導入に向けたチームを結成。各学年にスタディサプリ担当を配置し、教科担当、担任と連携しながら受講の流れやカリキュラムを設計しました。導入するにあたって、先生方の理解を得るのは難しく、中には授業は映像で見るものではないという厳しい意見もありました。けれども、私たちがスタディサプリを通じて実現したいのは強制的にやらせることではなく、あくまで生徒が勉強をやりたいと思った時の選択肢を増やしておくことでした。生徒たちがスタディサプリの価値を実感できれば、勉強への取り組み方がわかり、その結果としてモチベーションアップにつながるツールになり得るという確信があったため、教員間で情報交換や使い方について発表する機会を作り、全学年での導入にこぎつけることができました。

「わかる」成功体験から、「使える」成功体験へ 生徒の主体的な取り組みを促す活用法

校内でスタディサプリを広めていくうえで、いかに生徒が「スタディサプリ」の価値を実感できるかどうかが重要だと考えました。価値を実感してもらうために、はじめに取り組んだのは「苦手克服課題」の配信です。1年生の4月に実施した「到達度テスト」の結果に合わせて、5月から苦手克服課題をスタディサプリ担当から配信することで、「わかる」体験を与えようと考えたのです。7月中旬までに講義動画を視聴させるという課題を出すことにしましたが、生徒によっては間違えた問題の数だけ視聴する必要が出てしまい、大量に宿題を課すことでモチベーションが下がってしまわないか心配でした。あくまで目的は「自分からやりたい」と思えるようなモチベーションを持たせることにあるため、学んだことで授業が「わかる」や「使える」成功体験をすることで、モチベーションが高まると気づきました。そこで1年生は、出身の中学校がそれぞれバラバラかつ苦手も多様化しているので、個々の「苦手克服課題」を実施することで、中学校範囲をしっかり習得させ授業の理解につなげました。2年生は、授業の難易度が高まっていくので、授業と連動する苦手を「授業連動レポート」を使いながら一斉課題として実施することで、学年全体の理解度の底上げをねらいました。また現在は、定期テストや「到達度テスト」実施前に、テストの範囲と結びつけて講義動画を伝えるなども行っています。少しずつでも学んだことで授業が「わかる」「使える」、問題が「解ける」成功体験ができるように促しています。

その結果、「先生が教えてくれたあの講義がよかった!他の講義も見てみようと思います」という声が聞けたり、前年度と比べて生徒の家庭学習時間と、動画視聴時間の増加を実感できたりと、スタディサプリ導入の成果が少しずつ得られるようになりました。教員によっては、次の授業で学ぶ単元と一致する講義動画を事前に伝えるなど、どういったコミュニケーションだと生徒のモチベーションを引き出せるのか、工夫しながら情報を発信しているようです。

スタディサプリを通して 教員、生徒にとっての選択肢を増やしていきたい

スタディサプリの取り組みは昨年から続けていますが、教員も生徒もほぼ全員が活用しており、ときには1、2年生のほぼ全員が視聴するという月も。学校全体に浸透してきたという点では大きな成果と言えるかもしれませんが、スタディサプリを使うことが目的になってしまっては意味がありません。教員にとっては指導や授業を改善する選択肢の一つとして、生徒にとっては勉強や進路決定の選択肢の一つとしてスタディサプリを活用することが重要です。スタディサプリを通して自主的に取り組む姿勢や、成功体験と自信を積み重ねて、自分の進みたい進路に自主的に進めるように支えていきたいと考えています。

アレセイア湘南高等学校(神奈川県)

  • 学 科:普通科(特進選抜コース/特進コース/進学コース)
  • 生徒数:1学年200名 2学年270名 3学年220名

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