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卒業後は半数以上の生徒が就職  必要なのは、勉強する姿勢を身につけること

弘前東高等学校(青森県)
2018.08.16 学習
(左から)1学年国語担当/松江夏穂先生、1学年理科担当/齋藤貴子先生、3学年工業担当/熊谷勇気先生、1学年工業担当/中野豪己先生、3学年数学担当/中束博之先生、1学年商業担当/村上孝行先生
課 題

中学校の学習内容にさかのぼって学び直す必要のある生徒が多い

10年続けている1日15分間の朝学習の成果が上がらない

活用
ポイント

朝学習でスタディサプリのプリントを活用し、スタディサプリ中学講座を反復学習

到達度テストの結果をもとに、正答率が低い順に学び直し。朝学習のカリキュラムに取り入れる

問題集を進めるだけの朝学習。 「やらされている」と感じる生徒

現在、本校には普通科と工業科の2つの学科がありますが、もともと工業高校だったこともあり、卒業後は半数以上の生徒が就職します。中学時代の学び直しが必要な生徒も多く、およそ10年前から毎日15分の朝学習に取り組んできました。ただ、朝学習と言っても、近年は一律に問題集をただ進めるだけの時間になってしまい、学び直しの成果を上げることができませんでした。「一方的にやらされている」と感じる生徒も多かったと思います。効果の出る朝学習のやり方を検討していた頃に出会ったのが、スタディサプリでした。

スタディサプリの導入を考えたきっかけは、講義動画を普通科の補習に役立てられる点でした。さらに、到達度テストは生徒一人ひとりに合った「学び直しの優先順位」に添って学習できることに気づき、到達度テストに連動した学び直し用のプリントも豊富。同じ単元をくり返し学習できる点も、本校の生徒に向いていると考え、導入を決意しました。

3年生からスタディサプリを導入し、学年の全生徒を対象に、就職試験に出題される中学分野の数学からスタート。到達度テストを受検し、単元の正答率が低い順に学び直しができるよう、朝学習のカリキュラムを編成しました。到達度テストの「チェックテスト」やスタディサプリのテキストから、「1次関数」「確率」などの単元を指定して、1日15分、1週間で3~4種類のプリントに取り組みます。正答率8割以上を合格ラインに定めて、合格点を取れなかった生徒には放課後に補習問題に取り組ませる仕組みになっています。補習問題を解けない生徒には、スタディサプリの講義動画を見るように指導しました。

約85%の生徒が得点率上昇 朝学習に生まれた変化を実感

スタディサプリに取り組み始めて3ヶ月ほど経ってくると、生徒たちの様子が変わってきました。できていない生徒に、わからないところを教える生徒が出てきたのです。これまでの朝学習ではなかなか感じられなかった「勉強に向かう雰囲気」が生まれてきたように感じました。また、これも以前の朝学習では見られなかったことですが、生徒が苦手とする単元や問題があれば、担任の教員から積極的に指導するなど、教員と生徒のかかわりも増えました。もちろん、担当していない教科についても、他の教員に問題の解き方などを聞いて生徒に指導していたようです。スタディサプリを通して、教員の意識にも変化が見られました。

こうした生徒と教員の「学び合い」は結果にも表れました。4月に実施した到達度テストの問題を、11月に再受検したところ、正答率が急上昇。約85%の生徒の得点が伸び、学年全体の平均点が14点も上昇したのです。「数学の力が少しついたと思う」「短期間でできるのでやりやすい」という生徒の声もあり、スタディサプリを使った朝学習の効果を実感しました。

スタディサプリを導入した当初は、教員の理解を得ることに苦労しました。どんな教材なのかと疑問を持たれる先生もいらっしゃいました。幸い当時の3学年担任の先生方が協力的だったこともあり、朝学習を進めていくうちに理解が得られてきたように思います。

「やればできる」という達成感を 自信につなげていく

今年度は1学年で導入していますが、朝学習のコースを2つに分けています。中下位の生徒は昨年度の3学年と同様の形で進め、到達度テストの上位約20人は、別の部屋に集めて朝学習に取り組ませています。普通科、工業科の生徒が一緒に学んでいますが、刺激し合いながら、大学進学を目指してほしいと思っています。また、夏休み明けからは「東高塾」と題し、放課後にスタディサプリの動画を活用した講習を開催していく予定です。

「どんな変化が生まれるか楽しみ」と語る校長の村田秀俊先生

生徒の多くは高校卒業後に就職しますが、就職試験でも、就職後でも「学習」が必要なシーンはたくさんあると思います。だからこそ、本校での学習を通して、勉強する姿勢を身につけてほしい。スタディサプリの学習を通して、「やればできる」という達成感を自信につなげてほしいと願っています。本校で大事にしているのは「啐啄同時」。禅の言葉ですが、機が熟した時を逃さず生徒を導いていくということ。私たち教員も彼らの成長を支えていきたいと思います。

弘前東高等学校(青森県)

  • 学 科:電子科、情報科、自動車科、普通科
  • 生徒数:1学年187名、2学年218名、3学年219名

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