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ミスマッチのない進路選択へ 高1初めから自己の適性を知り、職業理解につなげる

大湊高等学校(青森県)
2018.09.06 進路
(左から)総合学科部副主任/葛西先生、総合学科部主任/加藤先生
課 題

職業について考える機会が少なく、2年次の「系列選択」でミスマッチが頻出

1年次の10月に行われる「系列選択」前に、自己の適性と職業について考える機会を与えたい

活用
ポイント

『適性診断』を用いて、グループワークを実施。自分のこととして職業や学問を考えるきっかけを提供

『仕事・学問BOOK』を通して、職業や学問の調べ学習を実施し、進路選択をサポート

進路選択・職業選択について 視野が狭くなりがちな生徒たち

本校は、本州の北端、下北半島にある総合学科の学校です。総合学科という特徴を活かし、1年生では「産業社会と人間」、2年生ではむつ市と連携した「下北ジオパーク」をテーマにグループでの課題研究、3年生ではゼミ別の個人で行う課題研究など、生徒が進路について考えられるきっかけを継続的に作っています。一方で、本校が位置する下北半島の周囲には大学や専門学校がなく、進路選択、職業選択について生徒の視野が狭くなりがちな点に課題を感じていました。

2年生から人文科学・自然科学・健康福祉・情報ビジネスの4系列のいずれかを選択し、専門的に学ぶのですが、近年はその選択がうまくいっていない生徒が見受けられます。例えば「情報ビジネス系列に進んだが簿記が苦手だった」「安定した収入を得るために医療系に行きたい。でも生物や物理は苦手」のように、自分のやりたいことと自分の適性が合っていなかったり、職業についてよく調べていなかったりする生徒が増えていたのです。「系列選択」を行うのは1年生の10月です。つまり、生徒は1年生の早いうちから、自分、社会、職業をしっかり見据えた上で系列選択をしなければならない状況にありました。

そんなときに出会ったのがスタディサプリの『適性診断』です。これまでは他社の適性診断を活用していたのですが、スタディサプリの『適性診断』は結果がひと目で見やすく、わかりやすい。また、「主体性」や「コミュニケーション」のように社会で求められる力について、今自分ができているかどうかをチェックする項目もあり、生徒との面談で指導しやすい教材だと感じました。付属の『仕事・学問BOOK』には数多くの職業・学問がコンパクトにまとめられており、『適性診断』で適性が「高い」と判定された職業や学問の調べ学習をすることができます。仕事・学問選びのきっかけとして使いやすい教材だなと感じ、導入を決めました。

スタディサプリ進路の教材を使って 自分、学問、職業のつながりを理解

生徒に、自分、社会、職業とのつながりを考えさせるには、ただ職業紹介しても伝わらないと考え、「スタディサプリ進路」の教材を使って、じっくりと進路について考える時間を設けました。それが、6月上旬に2日間かけて行われた「キャリア・レボリューション」です。生徒たちは丸2日間をかけて自分の適性と職業について考えるのです。初日はまずリクルートの講師の方に『適性診断』の結果の見方や、職業選択の視点について講演していただきました。その後は各クラスで個人ワーク。『適性診断』の結果をもとに、学校で作成したワークシートを使って自己理解と学問調べ、職業調べを進めました。

1日目の最後からはグループワークに入ります。『適性診断』のタイプが同じ生徒同士でグループに分け、各自調べた結果を発表し合い、その中から、1つ職業を選びます。この職業を2日目に調べ、模造紙に壁新聞の形式でまとめて発表しました。

就職希望者だけではなく、進学を希望している生徒にとっても、いずれは必ずやってくる就職。ITが発達し、グローバル化が進む中で、社会も仕事も大きく変化し、10年前には想像できなかったような仕事が登場する一方で、従来と同じような仕事でも、より高度で専門的な知識や経験が問われるようになっています。高校1年生のうちから、職業について考える機会を提供したことで、その仕事に就くために必要な大学での学びがわかり、2年生以降の「系列選択」についても自覚的になったと考えます。

生徒に見られた変化を通して 得られた確実な手応え

「キャリア・レボリューション」を終えて、生徒たちから、これまでなかったような変化が見て取れました。「自分についてこんなに深く考えることはなかった」「自分がこういう職業にも就ける可能性があるんだ」という声があり、進路を考える大きなきっかけになったと思います。またリクルートさんの講演は、生徒たちの興味を惹くもので、生徒に伝わったことも大きかったのではないかと思います。

一昔前と違い、「今ある仕事がなくなるかもしれない」という時代を生きるのが今の生徒たちです。将来さまざまな問題にぶつかった時に、それを解決できる力を身につけてほしいですし、何が起こってもその場で考えて動けるような力を身につけて卒業してほしいと考えています。

大湊高等学校(青森県)

  • 学 科:総合学科(人文科学系列/自然科学系列/健康福祉系列/情報ビジネス系列)
  • 生徒数:1学年197名 2学年178名 3学年184名

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