CASE STUDY活用事例

活用事例CASE STUDY

事例を探す

ワークシートを使った大学比較から AO・推薦入試の志望理由書につなげる

三沢高等学校(青森県)
2018.09.11 進路
(左から)3学年進路・理科/川越先生、3学年主任・国語/野澤先生
課 題

AO・推薦入試を希望する生徒が増加する中で、必須項目である志望理由書の指導モデルがなかった

生徒たちは近隣の大学しか知らず、広い視野で進路を考えられていなかった

活用
ポイント

ワークシートで各大学を比較できるようにし、大学ごとの特徴の理解を深める

進みたい分野の課題や、その課題を解決するための解決策を考えるよう指導

「なぜその大学を選んだのか?」という 問いに答えられない生徒

本校には普通科・英語科があり、生徒のほとんどが国公立を含む大学進学を希望しています。近年では大学のAO・推薦入試枠が増え、それとともにAO・推薦入試を希望する生徒が増加。現在では大学進学希望者の約7割がAO・推薦入試を希望するという実態があります。しかし、国公立大学のAO・推薦入試の合格者数はなかなか安定せず、AO・推薦入試にどう対応していくかは模索中でした。そこで、私たちの学年ではAO・推薦入試で必須になる志望理由書の指導を、今後のモデルになるように進めていこうと考えていました。

生徒たちがどんな志望理由書にも対応できるようになるためには早めの指導が必要と思い、2年生の2学期から志望理由書指導をスタート。2学期に2度、志望理由書の模擬試験で添削を行うようにしました。その後、冬休み明けに一度「第一志望届」を提出させ、「なぜこの大学に進みたいのか?」を書いてもらいました。ところが、生徒が書いた志望理由書を読んでみると、志望理由書の型はある程度身についているものの、大学で学べる内容や、進みたい分野の課題、その課題を解決するためになぜその大学を選ぶのか?という具体的な理由がなかなか書けていないと感じました。

そこで活用したのがスタディサプリの『進学事典』です。特に魅力に感じたのが、一冊における網羅性です。さまざまな大学が掲載されていて、その大学で何を学べるのか、その大学で取得できる資格は何か、などについて、コンパクトにわかりやすくまとめてあったことです。志望理由書を作成する際など、その都度調べられるのも良いと感じました。

項目ごとに大学を比較できる『オリジナルワークシート』で 生徒が広い視野で進学先を検討できるように

それまで生徒たちは近隣の大学しか知らないような状況で、そもそも大学について調べるという段階で志望理由書作成につまずいている生徒もいたほどです。また「第一希望の進学先が、他と比べてどんな違いや特徴があるのか?」ということがなかなかとらえられていないということも課題の一つでした。そこで、2月上旬の「総合的な学習の時間」を1時間使い、学校調べの時間を設けました。

学校側で『オリジナルワークシート』を作り、『進学事典』を使って3つの大学を調べるように生徒へ指導。複数の大学を比較する中で、志望校への志望理由を明確にしてほしいと思い、『オリジナルワークシート』にまとめる形を取りました。また早い段階で広い視野を持ち、進学先の大学を考えられるようになれればと考えたからです。本校で作成した『オリジナルワークシート』は表形式になっていて、「学費」「学べる内容」「就職先」などの項目に沿って大学を比較できるようにしています。また、担任だけではなく、進路指導担当の教員も生徒の書いた志望理由書に目を通すようにし、サポート体制も変えていきました。

進みたい分野の課題とその解決法を考えさせ より具体的な志望理由書につなげる

学校比較に加えて、進みたい分野の課題や、その課題を解決するための解決策を考えるような指導を行ってきたことにより、春休み明けに再度「第一志望届」を提出させましたが、以前と違い志望している大学の良さを具体的に書けるようになり、内容が段違いに良くなりました。『進学事典』は、生徒たちが最初に進学先を考えるきっかけとして、とても有効な資料だと思います。手元に『進学事典』があることで、今後生徒たちが進路に関して困ったとき、悩んだときでも、自発的に進学先について調べることができるのではないかと思います。

学問というのは「問いを学ぶこと」と書きます。志望理由書作成というのは生徒が自分自身に問いかけ、自分の頭で考える行為でもあります。この経験を糧に、大学に入ってからも自分で考えて、テーマを見つけて勉強し、自発的に動けるような大人になってほしいと思っています。

三沢高等学校(青森県)

  • 学 科:普通科、英語科
  • 生徒数:1学年240名 2学年237名 3学年235名

この事例で取り上げられたサービス

関連事例

導入に関するお問い合わせ・ご質問

学校向けスタディサプリの
導入に関するご質問・ご確認は、
お気軽にお問い合わせください。