活用事例

生徒のスキマ時間に入り込んで
生きた英語を聞く・話す機会を提供する

私立東京女子学院中学校・高等学校(東京都)
2022.4.26
英語科主任/渡辺先生
課題
  • 英語4技能試験を活用する大学・学部が増えている中で、読み書き中心の英語指導から脱却し、スピーキングやリスニング力を強化したい。
  • コロナ禍で語学研修や交換留学の機会が奪われた生徒のために、英語を聞く・話す機会を提供したい。
 活用ポイント
  • 長期休暇前に『スタディサプリENGLISH』の宿題配信を実施。英語力の個人差に配慮し、生徒のレベルに合ったレッスンに取り組ませる。
  • 『スタディサプリENGLISH』への取り組みを習慣化するために、年度初めから授業での活用をスタート。文法のテストを解き終えた生徒からイヤホンを用意し、スピーキングに取り組むという流れを構築した。
 活用効果
  • 英語に対してコンプレックスを抱えている生徒が『スタディサプリENGLISH』に取り組み続けた結果、学習時間が1位に。タブレットを使って取り組むことが自学習慣のきっかけに。
  • 大学に進学した生徒から、高校で『スタディサプリENGLISH』に取り組んだおかげで、リスニング力の上達を実感したというコメントが寄せられるように。

上位・中位・下位の生徒が混在するクラスにおいて
一斉指導の難しさを痛感

当校は80余年の歴史と伝統を持つ中高一貫校です。数ある女子校の中でも、グローバル教育やICT教育など、当校ならではの特色ある教育を目指しています。グローバル教育では「Be a global citizen」を教育のモットーに置き、英語力を身につけることだけにとどまらず、日本を知り、他国を知り、ともに共存していくための力を身につけることを目標に、日々の学びと豊富な海外研修・留学制度を用意しています。

英語を使って社会に貢献できる人材を育てたい。そう考えてはいるものの、近年は英語が得意な生徒と、そうでない生徒の差が目立つようになり、授業づくり・授業運営に頭を悩ませていました。授業を行っていても、理解できる生徒は物足りなさを感じ、理解できない生徒は分からなくてついていけないという状況が起こっていたのです。生徒一人ひとりの弱点やレベルに合った英語学習を探していました。

それと同時に、英語4技能試験を出願要件にする大学・学部も増えている中で、英語科としてどのように対応するかという課題もありました。コロナ禍で語学研修や交換留学も制限され、生きた英語に触れる機会は限られています。リスニング力を身につけるために自前でリスニング教材を用意していましたが、前述の通り、一斉授業では個々のレベルに合わないことも多く、いかに英語に触れる機会を増やし、リスニング力とスピーキング力を高めていくか検討していました。

そこで活用したのが『スタディサプリENGLISH』です。サービスのリリース当初からその存在を知っており、スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでも取り組める手軽さが魅力的だと感じていました。特に今の子ども達は、1日の中でスマホやタブレットを操作している時間が多いため、『スタディサプリENGLISH』を用いることで、スキマ時間に学習機会を提供できるのではないかと考えました。また、豊富なレッスンがあるため、上位・中位・下位の生徒が混在する当校にはうってつけの教材。中学校1学年から高校3学年までの全学年で導入することを決めました。

ナチュラルなスピードの発音だからこそ、
リスニング力が上がると確信

『スタディサプリENGLISH』は、長期休暇時の宿題配信と、授業での自学時に活用しています。前者では、中学校1学年から高校3学年まで学校全体で一定レッスンを配信。「宿題」ではあるものの、生徒間で英語力に差があることから、同じ課題を出すのではなく生徒のレベルに合った課題を設定し、中学校・高校の『スタディサプリENGLISH』担当教員が配信するようにしています。

後者では、授業内で週に一度文法のテストを実施する際に、解き終わった生徒から『スタディサプリENGLISH』に取り組ませるという流れにしました。慣れないうちは人前で英語を「話す」ことに対して、恥ずかしさを感じているようでしたが、今では各自イヤホンを用意して、自主的にスピーキングに取り組んでいます。学期の途中から始めるのではなく、年度初めの4月から実施したことが良かったのだと実感しています。

特に気に入っている機能は、ディクテーションです。いわゆる“英語教材”として作られた、ゆっくりとした発音ではなく、イングリッシュスピーカーのナチュラルなスピードの発音であるため、英語が苦手な生徒にとっては聞き取りづらく、リンキングサウンドを何度も聞き直す必要があります。教員も取り組んでみましたが、「会話理解クイズ」「単語チェック」「ディクテーション」「会話文チェック」などの充実したコンテンツで、「これを続けていれば教員自身のリスニング力も上がる」と確信しました。

生徒の様子を見ると、学校では楽しそうに取り組んでいますが、自宅でも同じように自主的に、継続して取り組ませられるかという点では現在も苦労しています。それでも、スマホやタブレットを使って英語を学習するというスタイルがマッチする生徒も見受けられ、英語に対してコンプレックスを抱えていた生徒が毎日自宅で取り組んだ結果、学習時間で1位に。英語が得意な生徒だけではなく、英語が苦手な生徒にとっても、『スタディサプリ』が英語学習に対する動機付けになればいいと考えています。

英語の多様化が進む現代において
自信を持って英語でコミュニケーションできる
生徒を育てる

当校では難関私立大学、医療・看護系大学をはじめ、多くの大学に毎年多くの合格者を輩出しています。中には留学を経験して、海外の大学に進学する生徒も見られるなど、一人ひとりの多様性に応じた進路指導を行なっています。大学に進学した卒業生から、「英語のクラス分けテストで上位のクラスに入った」「高校時代に『スタディサプリENGLISH』で英語が鍛えられた」という声もあがっており、『スタディサプリENGLISH』での取り組みが結果に結びついていると実感しています。
当校では、英語に触れる機会を提供するためにオンライン英会話サービスを導入していますが、英語が苦手な生徒にとってはそれなりにハードルが高いのも事実です。まずは『スタディサプリENGLISH』で英語を聞いたり、話したりすることに慣れ親しんだ後に、オンライン英会話に取り組むというような流れに持っていければと考えています。

大学入学共通テストの英語の問題を見ていると、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語も出題されています。また日々生活をしていても、インド人やシンガポール人が話す英語など様々なタイプの英語に触れる機会が増えていると実感します。今の中学生、高校生が社会に出る頃には、今まで以上に、国籍や文化の異なる外国人と触れ合う機会が増えていくでしょう。今でも、教育現場や医療の現場では、日本語を十分に理解していない親御さんとコミュニケーションをとらなくてはならない場面もあり、英語でコミュニケーションをとらなければならない時代がやってきていると考えています。どんな職業に就いたとしても、自信を持って英語でコミュニケーションできる。そんな生徒を育てていきたいです。
私立東京女子学院中学校・高等学校(東京都)
普通科
(セレクトラーニングコース/スタディ アブロードコース
 /フード カルチャーコース)
生徒数:中学校:1学年45名 2学年40名 3学年23名 
高校:1学年120名 2学年120名 3学年95名

この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリENGLISH
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