活用事例

『スタディサプリ for SCHOOL』を用いて
「適性診断」と資料請求に取り組む

福岡講倫館高等学校(福岡県)
2020.10.16
写真左から総学推進課長・化学/山田先生、2学年主任・英語/川西先生
課題
  • 総合学科の強みを活かして差別化を図るために、生徒一人ひとりの適性を見極めた進路指導を行いたい。
  • コロナの影響で中止になった進路イベントに代わるプログラムが必要だった。
活用ポイント
  • 『スタディサプリ for SCHOOL』を利用して「適性診断」と興味のある進学先の資料請求に取り組む。
  • 「適性診断」の質問に答えるプロセスそのものが、生徒が自分を見つめ直す良いきっかけを与えてくれる。
 活用効果
  • 生徒同士で「適性診断」の結果を見せ合ったり、感想を言い合ったりする生徒も現れ、進路を考えるきっかけにつながった。     

コミュニケーション能力の育成を重視し
スピーチの機会をたくさん与える

本校は総合学科に特化しており、100を超える講座の中から自らの興味・関心や進路希望に応じて各人が主体的に必要な科目を選択し、「自分だけの時間割」を作って学習する点に大きな特徴があります。また、コミュニケーション能力の育成を重視しており、入学してすぐに2分間スピーチの原稿を書いて人前で話す機会を与えています。というのも、卒業してすぐに就職する生徒が多く、短大や専門学校へ進学する場合も推薦を利用した受験が多いため、面接対策として効果的だからです。

2学年と3学年は、「総合的な探究の時間」を利用して、大学で言う卒業論文のような課題研究をさせています。本校ではこの時間を、2学年は「プレパイオニアゼミ」、3学年は「パイオニアゼミ」と呼んでおり、フィールドワークや取材を行って論文を作成、その進捗状況について何度もスピーチさせています。

これは一般的な認識と異なる逆転現象とも言えるものかもしれませんが、本校では就職や専門学校を目指している生徒の方が4年制大学希望の生徒よりも目的意識が高く、成績も良い傾向があります。従って、4年制大学希望の生徒の意識付けをしながら、就職や専門学校を目指す生徒もないがしろにしない進路指導を行うことが重要な課題となっています。

新サービスの『スタディサプリ for SCHOOL』を用いて
「適性診断」と資料請求に課題として取り組む

進路指導の一環として、今年は2020年3月に大規模会場で開催される進路イベントに4月から2学年に進級する生徒全員を連れて行くことを計画していたのですが、コロナの影響でイベントが中止になってしまいました。それに代替するものを探していたところ、渡りに船といった感じで『スタディサプリ進路』の紹介を受けました。新しく出たばかりのスマートフォンアプリである『スタディサプリ for SCHOOL』を用いてサービスを利用することもできるということで、今の生徒たちに合っていると思い、採用することにしました。具体的には、2学年の「総合的な探究の時間」(プレパイオニアゼミ)の中に、将来研究の一つとして『スタディサプリ進路』の活用を組み込みました。その活用は、夏休みにオープンキャンパスに参加する前の事前指導の位置付けでもありました。
まずはスマートフォンアプリ上で「適性診断」を受けさせました。「適性診断」後にお互いの結果を見せ合ったり、感想を言い合ったりしている生徒も見られ、生徒にとって刺激になったようです。回答したらすぐに診断結果が画面に出てくるのも活用しやすかったと思います。

また、「適性診断」の結果が表示されているページから希望進学先の資料を請求することを、一つの課題として進路研究の中に組み込みました。進学希望の生徒の場合、例えば2つの学校の資料を請求し、パンフレットを見てそれぞれの学校を比較するレポートを書かせました。
スピーチはまだこれからなので、今の段階で成果を語るのは難しいですが、「適性診断」で100以上の質問に答え、診断結果を見てからパンフレットを取り寄せているので、比較レポートをたくさん書いてくる生徒もいました。「適性診断」の受検と資料請求を授業で行うと、良い意味での強制力があり、有効に取り組めたと思います。

特に、「適性診断」の結果以上に、質問に答えているというプロセスそのものが、生徒たちに自分を見つめ直す良いきっかけを与えてくれたのかなと思います。例えば、こんな生徒もいました。素地としては美術が得意だと感じてはいたのですが、運動部で忙しく、じっくり取り組んだり考えたりする余裕がありませんでした。今回その通りの適性結果が出て、大学で美術系の勉強をしたいと言いだしたのです。

総合学科の強みを活かし、生徒一人ひとりの
適性を見極めた就職・進学を実現させる

本校は総合学科に特化した高等学校ということで100を超える科目を用意しているため、「この科目を受けたい」という気持ちで入学してくる生徒が他校よりも多いと思います。例えば、外国語では英語が一般的ですが、本校には韓国語やフランス語の講座もあります。英語に関しても、異文化理解や外国事情といった科目を用意しています。その仕組みを維持するのは大変で、専門教科以外の科目も教えないといけませんし、非常勤の先生も含めて教員の数も多くなるため、教員間の連絡も大変です。しかし、総合学科は高等教育の本来あるべき姿だと思いますし、本校の差別化ポイントですので、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

そして、進路指導が単なる「出口指導」に終わるのが一番嫌ですので、今回導入した『スタディサプリ進路』などをうまく活用しつつ、生徒一人ひとりの適性を見極めた就職や進学支援をしていきたいですね。そして、企業への就職後と大学・専門学校入学後のギャップをなくし、中途での退職や退学者を出さないようにしたいと思っています。
福岡県立福岡講倫館高等学校(福岡県)
学 科:総合学科
生徒数:1学年320名  2学年313名 3学年307名
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリ進路

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