活用事例

『スタディサプリ for SCHOOL』の導入で
進路探究授業がスムーズに実現

北海道札幌稲雲高等学校(北海道)
2020.10.16
進路指導・2学年主任/石田先生
課題
  • コロナ禍で大学のオープンキャンパス参加が困難になり、2学年の科目選択や志望校選択に遅れや支障が出ることを懸念。新たな進路指導プログラムが必要となった。
  • 志望校研究にデジタルツールを導入すれば、スマホの入力に慣れている今どきの生徒たちは、紙のツールより効率よく探究活動を進められるのでは?という期待があった。
活用ポイント
  • 『スタディサプリfor SCHOOL』を利用した「適性診断」を進路探究授業に新たに導入。生徒たちはアプリで請求した大学案内パンフレットをもとに、大学を紹介するポスターを作成し、展示発表を行った。

     

  • 一部のスマホを持たない生徒には、パソコン教室に集まってもらい、進路探究授業を実施した。
 活用効果
  • デジタルツールを使うことで、これまで2コマの授業で行なっていた進路指導の内容が、1コマの授業の中でスムーズに効率的に行うことができた。
  • 生徒一人ひとりの進捗状況が、教師のスマホの管理画面で確認できるため、その生徒に合った声かけがしやすく大変便利だった。

夏のオープンキャンパス参加が困難で
それに替わる進路指導プログラムが必要に

本校では2年次の10月から文理選択のクラス編成が行われるため、夏頃までには自分自身の興味分野や社会、大学での学びについて調べ、自分の進路を選択できるようになる必要があります。しかし今年はコロナの影響で夏のオープンキャンパスに参加することが難しくなったため、志望校選択や文理選択に遅れや支障が出ることを懸念していました。

「これまでと同じ進路指導を行うのが難しい」。そのため、新たな進路探究プログラムの導入が急務でした。そこで決まったのが、『スタディサプリ for SCHOOL』を活用しての大学の情報収集と大学の紹介ポスター作りの授業企画でした。

今回、デジタル版となる『スタディサプリ for SCHOOL』をお願いしたのには、ちょっとした背景と期待があったからです。一昨年まではスマホの持ち込みはOKですが、校内での使用は禁止としていました。そのため生徒たちはポートフォリオ活用の際、一旦学校で紙に記入し、家に帰ってあらためてデータに打ち込む作業が必要で、生徒の活用が思うように進みませんでした。

そこで、昨年からは1学年の生徒に対してポートフォリオ利用時の校内でのスマホ利用を承認したところ、生徒たちは自らポートフォリオを活用するようになりました。現代の高校生はパソコンよりも、スマホに慣れ親しんでいて、操作が非常に速いです。そのため、『スタディサプリ進路』を導入する際にデジタル版にすれば、これまで以上に効率的に進路探究を進められるのではないか?という期待を持っていました。


『スタディサプリ for SCHOOL』を活用し
志望校研究と発表を行う探究授業を企画

『スタディサプリ for SCHOOL』を使って自分で取り寄せた大学のパンフレットを見ながら、行きたい大学の紹介ポスターを作る生徒たち
リアルな学校研究の場であるオープンキャンパスに代わって実施したのが、「大学の紹介ポスター作り」の探究授業企画。これは2年次の夏に、3回にわたって実施しました。

授業の1コマ目で、『スタディサプリ for SCHOOL』を使用した「適性診断」を実施したところ、教材の設計通り、1時間という授業時間内で、生徒たちは各自「適性診断」→「大学の情報を読む」→「興味をもった大学のパンフレットを請求する」というところまで、効率よく進めることができました。

続く2~3回目の探究授業では、取り寄せた大学のパンフレットを読み込み、もっとも興味のある大学の魅力や特徴を自分でプリントに書いてまとめ、手描きのポスター作りを行いました。
なぜ、ポスター作成を「手描き」にしたかというと、デジタルだと、大学のHPなどから紹介文をコピペして簡単に作れてしまうからです。それだと生徒は大学の情報を深く自分の中に落とし込むことができません。

こうして完成した大学の紹介ポスターは、全員分、廊下に貼り出しました。生徒たちは自分の調べた大学の情報をシェアできると同時に、他の生徒の調べた大学についても知ることができます。また廊下を通った高1生にも興味をもってもらえるかもしれません。

私たちは、この3回の探究授業を通して、オープンキャンパスの代替とまではいかないにしても、生徒たちが自分の知らなかったたくさんの大学について、興味・関心を広げられると期待しています。

スマホを持っていない生徒1~2名と、容量不足などでうまく通信ができなかった一部の生徒に関しては、学校のパソコン教室のパソコンを使うことでスムーズに対応することができました。また、学校の授業でスマホを使うことに関して、保護者からのクレームなども出ていません。

便利なツールは、
今後も積極的に使っていきたい

『スタディサプリ for SCHOOL』を使ってみて、生徒たちはやはり、スマホ教材との相性がよく、サクサク、テンポよく情報を検索できるせいか、一層興味をもって進路探究に主体的に取り組んでくれていたと実感しています。特に「適性診断」は、その場ですぐにレスポンスがあるので良いですね。

また、データ分析により、本人が思ってもいなかった適性分野や大学を発見できるのも、生徒の視野が広がって良かったのでは、と思いました。

一方、教員側のメリットとしては、1コマ1時間の授業の中で、きめ細かな進路指導ができること。これまでは適性診断、大学情報の検索、資料請求といった一連の流れに2コマの授業を使っていましたが、短時間で生徒が自分の興味のある大学を選択できて良かったと思います。当初「適性診断」を行うには時間がかかると予想していましたが、実際はスマホを使って15分くらいで早々に終わっていましたし、授業の効率化という面で助かりました。

最も良かったことは、生徒一人ひとりの入力の進捗状況を、教師用のスマホ管理画面でチェックできたことです。「この生徒はパンフレット請求まで終えたな」とか、自分のスマホで生徒の進捗状況がすぐにわかるので、その生徒に合った声かけがしやすくて非常に便利だと思いました。

本校には素直でまじめに行動する生徒が多いのですが、やや受け身なところが気になっていました。しかし今回のスマホを使った授業では、自分から興味をもってたくさんの大学のパンフレットを取り寄せている生徒も見られるなど、生徒たちの主体的に取り組む様子が見られたのは嬉しい気づきでした。

今回、コロナ禍で新たな進路指導プログラムが必要となり、急遽『スタディサプリ for SCHOOL』の導入を決めました。今後も本校では、こうした便利なツールを積極的に使っていきたいと思っています。

北海道札幌稲雲高等学校(北海道)
学 科:普通科
生徒数:1学年280名 2学年280名 3学年280名
この事例で取り上げられたサービス
スタディサプリ進路

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