活用事例

超多忙の今どきの高校生たち。
スタサプとの「対応表」も活用して
自学自習をよりしやすい環境に。

水野篤子先生 市川竜也先生

浜松市立高等学校(静岡県)


生徒人数
  • 1年生369名、2年生364名、3年生364名
学科
  • 普通科
活用目的
  •  自学自習の促進
活用体制
  • 学年・学校全体で運用している

10秒で分かる!活用ポイントのサマリ


課題
  • 毎日忙しい今どきの高校生に、最適な自学自習ツールを探していた。
  • 受験に役立てることはもちろん、学ぶこと本来の楽しさを生徒に知ってほしかった。
  • 教員側も授業準備や予習にかなりの時間を要していた。
活用ポイント
  • 学校全体で、自ら進んでスタディサプリを活用する生徒数が増加。
  • スタディサプリ講座と参考書の「対応表」の活用で、生徒の自学自習がよりスムーズに。
  • スタディサプリの教材を教員間でも共有することで、授業準備・予習にあてる時間が短縮。

インタビュー記事 

導入のきっかけ・導入前の一番の課題

授業・部活・受験勉強と日々忙しい生徒たち。
“自学自習”のツールとして導入。

文武両道を教育方針とする本校では、勉強にも部活動にも力を入れています。放課後の遅くまで部活に打ち込んだあとでは塾に行く時間も無い……。そんな生徒たちの日々の学習の助けになる自学自習のツールを私たちは必要としていました。加えて、家庭での学習時間を調査したところ減少している状況もわかり、2020年春からのスタディサプリの導入を決めました。折しも導入がコロナの拡大と重なったことで、1ヶ月の休校期間中にはスタディサプリ講座が早速活躍してくれました。現2年生の学年からは生徒全員にタブレットを配布するようになり、デバイスの面でも学習しやすい環境がようやく整い始めています。1・2年生共通では「英語」と「国語」、2年生に特化しては「総合探究」「情報」「数学」を、各教科担任の主導で活用し、3年生からは教員が介在せずに、興味・関心を持ったり、テスト・受験対策などに必要だったりする講座を生徒が各自の判断で利用するかたちで運用しています。
導入してよかったこと①

テスト・受験対策だけでなく、
“知の楽しさ”を知る大きなきっかけに。

私が担当する1年の「英語」では、スタディサプリを「定期テスト対策」と「週末課題」で使っています。「定期テスト対策」は、あくまで生徒の主体性にまかせて取り組んでもらい、テスト範囲に合わせたオススメ講座の動画を配信しています。その一方で全員が必ず取り組まなければならない「週末課題」を今年度の途中から始めました。主体的にスタディサプリに取り組む生徒数は学校全体では増えているものの、宿題や課題にするとそれだけに集中し、逆にそれ以外の講座に生徒が自ら進んで取り組む余裕は無くなってしまうようです。スタディサプリには「歴史総合」など、おもしろい講座が数多くあるので、受験に役立つのはもちろんですが、講座を通じて幅広い知識にふれる楽しさも生徒たちには知ってほしいと思います。例えば、部活の先輩から後輩へ「こんなおもしろい講座があるよ!」と、口コミで広がるのがよいのかもしれません。さらに理想を言えば、生徒たちには目指す進路の実現だけでなく、その先の人生でも自ら進んで学ぶ意欲を持ち続けてほしいのです。3月31日までスタディサプリを使える設定にしているので、卒業間際の最後の最後まで使い倒してもらいたいですね。
導入してよかったこと②

新たな視点が「わかりやすい説明」の参考に。
教材には、教員向けのヒントもいっぱい。

「英語」は、1年生ではスタディサプリ講座のベーシックレベルを、2年生ではスタンダードレベルを使っています。なかでも特に使い勝手が良いのは文法です。私は英語の参考書とスタディサプリ講座の「対応表」を作成して生徒に配布し、「時制の過去完了形はスタサプのここ、受動態のつくり方はここ」というように、生徒がひとりで学ぶ際もどこを学んだら良いのか一目で分かるようにしています。また、講義動画は、教員として授業をする上でも参考になります。日々教壇に立っていると、時に生徒たちへの説明に困る場面に遭遇するものです。しかし、スタディサプリの講座をみていると、これまでの考えとは別の視点からの説明があり、教員である私もここから新たな気づきを得て「わかりやすい説明」の参考にしています。さらに文法の指導などは、教員が3人いれば三者三様まるで違うのですが、英語科の教員全員でスタディサプリの教材を共有することで、年度をまたいでの授業準備や予習がとても効率的にできるようになったと感じています。スタディサプリは教員向けのヒントもたくさん詰まった教材といえるのではないでしょうか。
浜松市立高等学校(静岡県)
学 科:普通科
生徒数:1年生369名、2年生364名、3年生364名



【お話を伺った方】
水野篤子先生 市川竜也先生
※ページ内容は2024年2月時点の情報です。
この事例で取り上げられたサービス
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