活用事例

習熟度や目標にマッチした教材で
生徒のモチベーションを高め
効果的な英語学習&学力UP。

江頭 隆介先生

佐賀県立佐賀北高等学校(佐賀県)


生徒人数
  • 2年生:280人
学科
  • 普通科、芸術科
活用目的
  • 英語学習の機会・総量の増加

10秒で分かる!活用ポイントのサマリ


課題
  • 英語の習熟度が大きく異なる生徒一人ひとりのレベルに適した指導の実施。
  • 下位層の学力の底上げができ、かつ上位層を退屈させずに伸ばすことのできる教材の提供で、生徒の模試成績が向上。
活用ポイント
  • 習熟度別のグループ分けを行い、レベルに合わせた課題を継続的に課すことで、自分の実力を常に認識できるように。
  • 英検対策にもなるため、生徒が高いモチベーションで取り組める。
  • 課題の配信や学習状況の確認ができる学習管理システムによって、教員の業務効率化が図れる。

インタビュー記事 

導入のきっかけ・導入前の一番の課題

習熟度に差がある生徒一人ひとりの
学力を伸ばせる教材を提供したい。

本校では生徒によって英語の習熟度に大きな差があり、それぞれのレベルに応じた補習教材を提供できていないことが長らく教員の課題となっていました。以前は全生徒共通のリーディング教材を週末の宿題としていましたが、ちょうど中間レベルの難易度のテキストを採用していたため、英語が苦手な生徒にとってはハードルが高く、逆に得意な生徒には物足りなさを感じさせていました。どのレベルの生徒にも同じように負荷をかけられる方法がないだろうか…。そう考えていた折に提案いただいた『スタディサプリENGLISH』の「英語4技能コース」は、英検のレベル別に課題を配信することができる点にまず大きな魅力を感じました。佐賀県はICT活用教育に注力しており、生徒は一人1台タブレット端末を使用しているため導入もスムーズ。2021年に試験的に利用したところ、生徒からの反応もよく、特に上位層の生徒が意欲的に活用していたことも導入の決め手となりました。
導入してよかったこと①

自分のレベルに合った課題設定で
生徒全体の学力UPに成功。

現在は生徒の希望をもとに、英検3級レベル・準2級レベル・2級レベルの3グループに分け、それぞれに課題を配信しています。課題には4技能がバランスよく入っており、日々の学習を通じて、いま自分がどのレベルにいるのかを生徒自身が常に確認できるツールにもなっています。「何を目的に学習しているのか」が明確になることで、学びへのモチベーションに直結しているようです。“連続学習日数”の記録更新を報告してくれたり、生徒同士でも「スタサプやった?」などの会話が交わされたりと、英語学習の継続や習慣化につながっていると感じています。ICT教材という利点を生かして、同じ問題を繰り返し解き直す“反復学習”が紙の教材よりも容易にできることで、知識の定着やレベル向上にもつながっています。結果的に、模擬試験の結果では偏差値60以上の生徒人数が例年の約2倍に増加し、偏差値40台の生徒が減少するなど、生徒全体のボトムアップに成功しました。
導入してよかったこと②

教員の業務効率化だけでなく
生徒の頑張りを可視化する。

導入した1年目は課題提出日を週1回に設定していましたが、締切直前だけに集中して取り組んで提出する傾向があったため、2年目からは課題の量は変えずに提出日を週2回に分けて設定しました。そうすることで学習時間を分散させることができています。こうした課題提出の設定やレベル分けは、学習管理システムで簡単にできますし、同様のことをプリントなどで行えば膨大な仕事量になります。『スタディサプリENGLISH』の導入は、結果として教員の業務効率化にもつながりました。また、生徒一人ひとりの学習時間や正答率、課題の提出状況が一覧で確認できることから、これまで授業では見えてこなかった生徒の隠れた努力が可視化されたこともうれしい発見でした。英語の検定試験や模擬試験対策に加えて、今後は共通テスト対策としても活用していきたいと考えています。
佐賀県立佐賀北高等学校(佐賀県)
学 科:普通科、芸術科
生徒数:2年生:280人



【お話を伺った方】
江頭 隆介先生
※ページ内容は2023年6月時点の情報です。
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