多様な学習スタイルを尊重し「協働的な学び」への発展にも
本校では、スタディサプリの活用を全員一律に求めるのではなく、多様な学習スタイルの中の一つの選択肢として位置づけ、生徒一人ひとりに合った学び方を尊重しています。こうした方針のもと、約6〜7割の生徒が日常的・継続的にスタディサプリを活用しています。単元テストを起点に、解けなかった分野について講義動画で理解を深める中で、その有用性を実感し、「他の動画も見てみよう」と視聴が広がることも少なくないようです。
一方、難関大学を目指す生徒の指導では特に、「ベースとなる型」をスタディサプリで得られることは教員にとっても大きなメリットです。各志望大学に合わせた問題をゼロから作成する負担が軽減されたことで、そこにプラスアルファの要素を工夫したり、生徒の状況に応じた補足や指導を加えるなど、より柔軟に対応できるようになりました。
今後に向けて、スタディサプリは反転学習のツールとしても活用していきたいと考えています。自宅で教科書や講義動画などから知識をインプットし、教室はそのアウトプットの場として、議論したり、教えあうなど、協働的な学びを深めていきたいです。一方向の講義であればオンラインでも成立する時代だからこそ、対面で学ぶ価値を高めていくことが重要だと捉えています。
本校のグランドデザインである「未来を拓く探究者の育成」における“未来”とは、高校卒業後の進路にとどまるものではありません。10年後、20年後を見据え、自らの明るい未来を切り拓き、社会で広く活躍できる人材を育てていきたいと考えています。