本校は浄土宗の宗門関係学校として、宗祖法然上人の教えを建学の精神としています。優しく勇気があり、強い人間として生きた法然上人の教えに基づき、校訓として「選択」「専修」を掲げ、日々の教育活動に当たっています。生徒を指導する上では、知識の習得、学力の向上はもちろんですが、それらを活用する問題解決力やコミュニケーション力、自己表現力の育成も大切にしています。世の中の急激な変化に対応できる生徒を育てるために、SHIP(Shochi Fukaya High School Innovation Plan)を打ち出すなど、新時代を力強く生き抜くための確かな学力と、人間力を身につけるためのプログラムを用意しています。
英語においては、実践的な英語力、いわゆる英語によるコミュニケーションスキルが求められるようになっています。教育現場においても、英語4技能が重視されるようになり、リーディングやライティングに加えて、リスニング・スピーキングをバランスよく身につけることがこれまで以上に求められています。英検などの外部試験の結果を入試に活用する大学・学部も増えている中で、どのような指導をしていくべきか、対応を迫られていました。
「日々英語に触れる機会を提供したい」という思いから、文法や読解の指導に加えて、「特別進学系(Sコース・Hコース)」ではネイティブによる英作文の添削指導、「総合進学系(Iコース・Pコース)では、英語検定の二次試験対策など、独自のプログラムを用意しています。とはいえ、限られた授業時間内で、英語4技能すべてを伸ばすのはカリキュラムの進行上難しいものです。強制的にリスニングを取り入れたとしても、一過性のものになってしまっては意味がありません。だからと言って、すべての生徒にオンライン英会話に取り組ませることも、ご家庭の負担を増やしてしまう。「できることから始めよう」という決意のもと、導入したのが『スタディサプリENGLISH』でした。他の教材も検討しましたが、『スタディサプリENGLISH』は豊富なアニメーション、充実したフィードバック、ドラマ仕立てのストーリーと、中高生が親しみやすい工夫が随所に散りばめられており、英語に慣れさせるという意味では最適の教材。また、英語4技能すべてをトレーニングできるコースもあるので、入試や英検にも対応しています。最終的には、生徒が自宅でトレーニングできる教材という観点から、『スタディサプリENGLISH』を導入することを決めました。
